私の夏の思い出キラキラ


北海道はまだ緊急事態宣言が出る前。

不要不急かと言われれば

そうじゃないし

辞める選択もあったけど

私にとっては大事なことで。


この前の遠征もそうだったけど、

チケットを取るのは数ヶ月前。

その頃、デルタ株とかそんな話なかったような…

状況は良くなってると信じて申し込んだわけです。


想像以上に悪くなる…

さて、、どぉしよう。


でも、万全を期して

劇場はオープンするというし。

なんと言っても、そこまでして

幕をあげようと努力してくれてる方々がいるんだったら、こちらも十分に気をつけて

観に行かなくちゃ。


そこはもう自己責任で。



マスクは二重にして

消毒液持って、除菌シート持って

ホテルは劇場がある渋谷にして

最低限の移動で済むように…

(と言っても渋谷はビビる)




「WENDY & PETERPAN」

観劇してきました。




Bunkamura

オーチャードホール

劇場に入る前も、入ってからも

出てからも手指消毒。


入り口ではサーモグラフィーによる検温。

入る時に、

⭕️or❌出されます。


大丈夫だと思っていても

暑い夏、、ドキドキしたわ、、



8月13日に開幕して

9月5日千秋楽。


この状況で、全公演欠けることなく完走できたのは、凄いことだと思います。

チケットを持っていても、

いつ公演中止のお知らせがくるのか…

と落ち着かないものでした。



ディズニーでお馴染みのピーターパンですが

ウェンディの視点から書かれたストーリー。
ストレートプレイです。
ウェンディは黒木華さん
ピーターパンは中島裕翔さんのダブル主演。
Mr.ダーリング&フック船長に堤真一さん。

その他、平埜生成さん、前原滉さん、富田希生さん、石田ひかりさん、、、などなど豪華キャスト。


正直言うと
ストプレは苦手です…
でも、ピーターパンは子供の頃から大好き!!
(我が家のピーターパンコレクション)

そのピーターパンを裕翔くんが演るなんて
夢みたいキラキラキラキラ
身体大きいピーターパン…
心配したけど、そんな心配いらなかった。
ぜーんぜんいらなかった。

もぉピーターパンそのものでした。
永遠に子供でいたい。
遊んで楽しく暮らせばいい。
無邪気な振る舞いは可愛いんだけど、

死ってなんだろう?
大人になるって?


成長していく気持ちに戸惑うシーンや
心の移り変わりの表情は見事でした。

アイドルであり俳優でもある中島裕翔くん。
キラキラアイドルとは違った顔。
子供の頃からドラマに出演。
ずっと映像向きだと思っていました。
でも、違ったんだって改めて知れたこの作品。

ピーターパンを裕翔くんにキャスティングしてくれたことに大感謝。
本当にハマり役。
フライングも多くてブレない体幹。
高い身体能力を存分に活かして
飛び回り、殺陣をして…

ストプレだけど、
音楽あり、
ちょっとしたダンスシーンもあり。

劇中でハーモニカを吹くんですが
足でリズムをとりながら
体を使って吹いてるような
力強い音色。
もともとドラムをやっていて、
リズム取るのは得意だと思うけど
その姿がとってもかっこよかったです。

あぁ、、
いっぱい言いたいことはあるんだけど
もっともっと長くなっちゃいそう、、、
とにかく、舞台での裕翔くんを
もっと観たいと思いました。
  

黒木華ちゃんのウェンディ。
しっかりものの優しいお姉ちゃん。
可愛い。
声も可愛い。
セリフ量多いっアセアセ
ロフトボーイのお母さん?
女だから?
女だって!
いろいろ考えさせられました。


堤さんも素敵だったなぁ…
間の取り方もさすがですよねぇ。
カッコいい。
家族を愛するMr.ダーリング。
子供達に囲まれて話をするパパは
優しく面白いパパで。
それと対照的に海賊フックと二役。
老いていくことを嘆くフック。
ワニから聞こえる時計のチクタクは  
死へのカウントダウンにも聞こえる。
永遠に子供でいたいというピーターを
羨ましいといった場面は
自分が今まで思い描いていたフックとは
まるで違う、人間的なものでした。


ティンカーベルに富田希生ちゃん。
え?ティンカーベル!?
これがとっても良かった!!
ウェンディへのヤキモチも
ピーターへの思いも。
ちょっと口の悪いティンカーベル。
愛されキャラにぴったり。
ティンクになりたい。笑


タイガーリリーは
ディズニーのあのリリーとは全く違ってた。
衣装は日本風。
カッコいいリリーを演じた山崎紘菜ちゃん。
はじめての舞台だったそうですが
力強い目に魅力を感じました。


主要キャストさん以外に注目してたのが
シャドウズの皆さん。
メンバー見た時に
「え?ストプレだよね!?
そう思ってたんですが、本編見て納得でした。
シャドウ=影
このシャドウズさんたちの動きが見事で。
ピーターパンの影としてはもちろんだけど、
舞台の場面転換や
フライングのワイヤー装着など
ステージ上でなんの違和感もなく
黒子になる訳でもなく、
場面の流れで自然にやられてて。
そして、ダンサーとしても
綺麗に舞ってるのは印象的。
シャドウズさん達なくては成り立たないくらい
重要ポジションだったと思います。


ダーリング家には
ウェンディ、マイケル、ジョンの3姉弟。
そう思っていましが
このウェンディ&ピーターパンには
トムという末の弟がいて…

トムの存在から
物語が広がっていくんですが 
子供の頃からずっと疑問に思っていた
元気なのに苦い薬を飲む理由、
ロストボーイって?
ロストキッズではなくて?
どうして女の子が居ないの?
ピーターパンはどうして子供のままで?
などなど、。長年の謎が解けた気がしました。
非常にスッキリ。
ストーリー的にもとっても魅力的で
面白い作品でした。

舞台美術もとっても素敵でキラキラ
フライングシーンでは、
プロジェクションマッピングで映像が映し出され、ロンドンの上空を飛んでるように見えたり、
満点の星空になったり、。
イギリスの子供部屋は
小物なんかもとても凝ってて。


ストプレ苦手…
きっと飽きる…
そう思っててごめんなさい。
飽きるなんてぜーんぜん。
あっという間の終演でした。


途中、手拍子したくなるのは
ミュージカルに慣れすぎてるせい⁉️
静かに見るのに慣れなかったけど、
とっっても良い作品を観る事ができて
本当に良かったです。


裕翔くん贔屓だからってのもあるかもしれないけど、、
いや、、それだけじゃなく
本当に良い舞台でした。

いつもの遠征スケジュールと同じで
土日に詰め込んで3公演観劇。
コロナがなかったら
後半もチケット探して2度の遠征決行してたかもしれないくらい、すごく良くて
また観たいーー!!!!!!
って気持ちになる素敵な世界でした。


コロナで観劇を取りやめた人も多いと思うし、
職場や家族の立場から東京へ出て来れない人もたくさんいたと思うし…
空席も目立っていたし…
それは仕方ないこと。
観たくても観られなかった方が多いと思うと
とても残念です。


素敵な世界
WENDY&PETERPAN
この状況が落ち着いたら
ぜひ再演を!!と願います。
たくさんの方に観てほしい。



遠征後、2週間と少し。
自主的に必要以上に家から出ないことを心がけて
過ごしていました。
家の中でも気を遣って…
体調は変わらず元気です。
家族も元気です。

迷った遠征。
でも、行って良かったブルーハート


素敵な夏の思い出になりました照れ


WENDY & PETERPAN
最高キラキラキラキラキラキラ