夫と喧嘩をしました。
喧嘩と言っても、言い合うようなものではなく、
ちょっと不穏な空気が漂うという感じ。
ふたりでのやり取りを二言三言した後に、
「あ、このまま言いたいことを言ったら、大喧嘩になってしまうなぁ。」
そう思って、その場を離れました。
そのまま、リビングから離れ、
シャワーを浴びて。
スッキリして、リビングに戻ると夫はいつも通り。
ああ、よかった。言いたいことをそのまま言わなくて。
もう、四半世紀以上一緒にいるもので、
相手の性格も充分に知っています。
どんな時に、イライラしたり、
嫌な態度を取りがちなのかも。
「腹を割って」
「なんでも話して」
とは言うけれど、それって本当に分かり合える?
そう感じることがあるのです。
言葉にして、伝えることは必要だけど、
触れなくてもいいこともある。
夫も大抵、後から自分の心の中で、
「しまったな。」と思うのです。
その日の、晩に夫は私によく話しかけ、
私のご機嫌を伺うのです(笑)
ああ、悪かったと思っているのなら、
許してあげようかな。(いや、もう怒ってもないけれど)
それで、おしまい。
夫婦ふたり暮らし。
だからこそ、心が「ざらり」とする時があります。
そんな時の処方箋は、決して一つではないですね。
それぞれの夫婦の性格と、関係性と。
それによって、解決法が違うのでしょう。
喧嘩するって、体力と気力を使うのですよ。
本当に、喧嘩するべき時が来たらするとして(笑)
無駄に体力・気力を使わずに心穏やかに暮らしたい。
さてと、ホッと一息つきましょう。