自分がみて、「わぁ、料理上手だなぁ。」
と、思うような人が、
「料理は嫌いなの。」
と、話すのを聞くと、どうしてなのかなぁと考えます。
素敵な料理を作る人だから、きっと料理が楽しいだろうにと。
こういうことって、子どもにもあって、
算数が得意な子に、
「算数好きなの?」と、聞くと、
「ううん、嫌い。」と。
算数がスラスラ解けるのだから、楽しいだろうに・・・。
なんか、似てますね。
上手にできることだけど、好きになれないこと。
それは、「やらねばならないこと。」だからなのかもしれないです。
やらねばならないことを毎日一生懸命やって、上手になったのかなぁと。
反対もありますね。
上手じゃないけど、好きなこと。
私は、泳ぐのが好きなのですが、
決して、上手ではありません。
早く泳げるわけじゃないし、泳法も全てをできるわけじゃない。
でも、好き。
誰かが、私に「ちゃんとやれ。」というわけでもないのに、
泳ぎに行きたくなっちゃう。
自分の泳ぎたいという気持ちが、プールに向かわせる。
ヨガもそうです。
全然上手じゃないです。
負荷の高いレッスンだと、すぐにへばっちゃう。
次の日に、身体が痛くなって、「ああ、負荷の高いのはやめよう。」
って、思うほどにゆるゆるなヨギーニ。
でも、ヨガ好きなんですよね。
この両者って、どっちがいいとかではないと思います。
だって、得意だけど、嫌い。は、
嫌いだけど、上手になることができて、ノウハウが身についた。
ということです。
苦手だけど、好き。は、
上手になれなくても、好きで居続けることの良さを知る。
ということですよね。
だから、好きだからいいとか、得意だからいいとか、
そういうことじゃないんだなって。
それが、わかっていれば、
好きじゃないことを悪く思う必要もないし、
上手になれないことをいけないと思わなくていい。
そう思うんです。
だから、自分の得意とか、苦手は、その感情とセットにしなくていい。
そう感じています。
↓得意なことも苦手なこともどっちもあっていいですよね