ミニマリストになれないプレッパーマキシマリスト主婦のHaruです
『マンションに住んでたっけ?』と夫の記憶が曖昧になってるくらい戸建てに馴染んでいます。
実は私…マンション暮らし、嫌いじゃなかったんです。
でも、夫が私を『もう二度とマンション嫌だ!』にさせたのです。
その原因は…
タワマン!
全てのタワマンが悪いとは思っていません。
我が家が購入したタワマンが“ハズレ”だっただけなのかも。
購入したタワマンはいわゆる売れ残り物件でした。
『一度はタワマンに住んでみたい』と夫が言うので『まぁ試すくらいなら良いけど』と言ったのは『賃貸で試すくらい』の意味だったのに、私がN.Yから帰国すると『これ、見に行こう!』と言われたのは販売物件。
取り合えず見に行くだけならとついて行ったら『ここが良い!』と言い出し、価格交渉を始める夫。大手不動産会社が販売委託先でしたが『ここは最上階ですので、天井も高く、使用しているエクステリアも下階とは差をつけています。下階とは違いセキュリティをエレベーターホールにも設置していますので居住者以外が入って来ることもありません。何より、ラウンジがお隣ですのでいつでもご自由に使えますよ。それに…etc.』なんて必死のアピール。
そもそも、そんな必死さが怪しいと思ったのに、富士山が見える・東京タワーが見える・何より私の必須条件の最上階ってだけで『値下げして貰えるなら買います』と言ってしまった夫
『ちょっと、マジですか?こないだ売却したマンションの倍の値段だよ?』と焦る妻。
結局、交渉成立で契約となり…。
入居してみたら、天助高すぎてブラインド・カーテン全て別注で高額。(床から天井まで3m)
キッチンが独立型で壁が黒の大理石、ダウンライトしかないので暗い。
最上階(30階以上)で西側の部屋なので西日がハンパない。
リビング以外FIX窓で開かない。
バルコニーの奥行きが室外機置く程度しかない。(洗濯物干せない)
と部屋の中で『無理、無理、無理ー!』がわんさか。
それでも、部屋の中は何とか解決策を模索出来ると思ったのだが、決定打が引っ越して1週間後に発生。
それは…
ラウンジ
下階の住人が集団で入って来ては廊下から騒ぎ、隣接する壁を叩くわ、子供がソファーから飛び降りてバタバタするわ、解放禁止になっている非常扉を開けて喫煙はするわで静かさも優雅さも吹っ飛ぶ
『ラウンジの隣だから売れ残ってたんじゃないの!?』と当然なるわけで。
同じく、ラウンジの真下の住戸も売れ残っていて、我が家と同じタイミングで購入者がいらっしゃり、お互いに【ラウンジの騒音被害者】となってしまいました。
当然、販売した大手不動産会社はもう売ってしまったから関係ないというし。
夫は『ラウンジ問題なければ、良かったね。』と言うが、ラウンジがあってもなくても住み続けられそうにはないと思ったのが妻の本音。
その後、下の居住者の人も交えて管理会社がマンション理事会と話し合うも全く平行線。
下の居住者さんは数千万も掛けて入居前にリノベーションされたのに3年で離脱。
我が家も時を同じくして売却を始め、4年目を前に転居し、空っぽにして売却。
下の方は空にしても売却まで1年かかったそうです。(やはりラウンジの真下だったから?)
引っ越す直前に知ったのですが、非常階段は工事が途中だったのか、それが完成形だったのか分かりませんが、壁が通常だと下地の合板と思われる状態の剥き出しでした。
(購入時にここまでチェックしていたら間違いなく大反対だったかも)
幸いにも、以前勤めていた会社のグループ会社に売却を担当して貰ったので、購入時の価格での売却に成功。
つまり、利息だけで暮らしていた事に。でも、カーテンやブラインドのオーダー入れると赤字じゃね?と思うのだが
夫の直感に任せて、【今までの不動産購入で一番の失敗物件】となりましたが、色々学べることも沢山ありました。
不動産は奥が深い。でも、楽しい
次なる目標は、狙っている土地を購入し、図面作成から注文住宅を建てる事です!
(と言い切っておこう。笑)
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