まもなく2023年も終わります。

そしてすぐに新年が始まります。


我が家の初詣は毎年、娘達と一緒に着物で参拝しております。

というのも成人式のお仕事を始めた頃、私の自主練の為に娘達に協力してもらい、30分おきに起床してもらいタイムトライアル💦


持ち時間30分×3人で1人ずつ完成させるという練習でした。


当時は必死でやっていたのが今では懐かしい思い出☺️


それ以来、毎年の恒例行事となりました👘


そして…

私もやってみたい❣️

昔、着付け習ってた‼︎

という方のデビュー戦にお勧めなのが、実は初詣👘⛩️🎍


なぜなら…

この季節はアウターとしてのショールや羽織り(コート)が着られるので、多少の着崩れは大丈夫😎


と今までの生徒さんにお勧めしております🥰

勇気を出して自装でお出かけするのが一番、上達できると思います🙌🏻


新年は着物でお出かけ楽しいですよ♪



現在は個人の活動の他、5年前から都内観光地の某着物レンタルショップにて着付け師として働いております。

そもそも着付け師というかたちでお仕事を始めたきっかけは、2010年頃に知人から近所の美容師さんを紹介して頂き、成人式の着付けをお願いしたい!とのお声かけから始まりました。


正直、当時の私はそこまでのスキルもなく、若い頃に趣味として自装の着付けを習った経験がある程度のもので、人様に着付けをするなんて‼︎というレベル。


実はひとくちに着付けと言っても2種類ありまして、、、


自装(自分で着る)

他装(他の人に着付けする)


似て非なる分野に分かれているのです。


なぜ違うかというと、自装ができても、他者に着付けする際は全てが反転。

左右が逆になる事と、ひもの締め具合。

全ての工程においてこれを一から学び直し。


相棒のトルソーでひたすら練習と数をこなして経験値を上げるしかありません。


キツくて具合悪くなってないかぁ…

緩くて裾が落ちてないかなぁ…

帯が下がってないかなぁ…


始めた当初は送り出した後、毎回この不安が一日中付き纏う


そして5〜6年前の成人式打ち合わせでは、


「なんかぁ、多分、着付け師さんが下手だったらしいんですけどぉ、去年の先輩が紐がキツすぎてぇ、成人式で気持ち悪くなって顔面から倒れて、前歯4本折ったんっすよ笑 顔面血だらけだったらしくて笑」


ええっっ!?本当にぃ😱

(心臓バクバク、汗汗汗💦

いや、笑えない💧)


平常心を装いつつ、その年も無事に頑張りました。


その後は、2019年から観光地の着物レンタルショップにて外国人のお客様や日本人のお客様でも様々な体型の方がいらっしゃるので日々、経験を積んで今に至ります。

おかげさまで現在まで、大きなトラブルもなくお仕事を続ける事ができております。


日々精進です😌



初めまして、着付け師をしてます"はる"と申します。


まずは自己紹介をしつつ、着物との出会いについて書きたいと思います。 


現在アラフィフで三姉妹の母であり、末娘の成人式が間もなくの為、ほぼ子育ては終了。夫との老後が薄っすら見えてきている2023年の今です。



私が初めて着物と出逢ったのは、おそらく七歳の七五三だったと思います。厳密には三歳ですが、残念ながら記憶にございません。

その七歳の時ににはっきりと覚えているのは、「痛い!苦しい‼︎早く脱ぎたい‼︎‼︎」という苦痛の感情だけ。

笑顔なんてできるわけもなく、「着物なんて一生着ない!」と強く心に誓ったのも覚えております。


十年後、高校時代にアルバイトを許可する条件で、お給料から何か身につく習い事をするならOKという母。

当時、ネットやスマホもない時代にしては凄い行動力で勝手に決めてきた、母が勧めるお華(華道)を習い始めました。

いわゆる花嫁修行⁈(死語)


私はバイトがやりたい一心で、華道には興味もなく、心踊ることもないまま続けておりましたが、恒例行事の新年会では、最年少の私が毎年晴れ着を着て、花束プレゼンターという役目に。


母はその度に、着物を用意して二軒隣の美容院で着付けとヘアセットの予約をして送り出してくれました。

それを数年繰り返しているうちに…

「これを自分で着れたらカッコいい‼︎自分で着物を着たい‼︎」という気持ちになり、二十歳から4年間、母と2人で着付け教室に通ったのがきっかけ。

目的は自分で着られるようになりたい‼︎だけでした。


二十歳の成人式では勝手知ったる美容院でいつもようにやっていただきましたが、さすがに振袖ということもあり、いつも以上に豪華な帯結びに感動した反面、メイクやヘアスタイルがあまり気に入らなかったのを覚えております笑


その後、結婚、出産、育児という専業主婦人生のなか、七五三の行事以外、殆ど着物に触れることのない生活を送っていたある日、人づてに成人式の着付け仕事を紹介していただきました。

「着付けできるんでしょ?」の一言で師匠と初対面。昔取った杵柄程度のスキルを上げるべく、師匠がやっていた写真館で撮影用の着付けを学びました。

そして成人式だけは独り立ちして地元の美容師さんとタッグを組んで着付け師として最初にお仕事をしたのが2011年でした。


そこから12年間で経験した想いから、着崩れない、苦しくないのは当たり前。

"着心地良くて笑顔でいられる着付け"を目指して日々精進しております。


個人的な活動の他、普段は都内観光地にて某レンタル着物ショップに勤務しております。

着物に関する日々のあれこれを記録としてブログに残していけたらと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。