前に、誕生学でも同じような内容を聞いたけれど、
本当に今のこどもたちは、私がこどものころ、学生のころとは全く違う
環境にいるのだな・・・と、やはり聞けば怖くなりました。
けれど今回も色々なお話を聞いて思ったことはやっぱり、
どんなに正しい知識を伝えようとしても、
どんなに危ないことはして欲しくないと言っても、
どんなに身の守り方を教えようとしても、
まず、大、大、大前提で、
その子自身の自尊感情が
育まれていなければ
何も、伝わらない
ということ。
そして、性について親子で話すと言っても、
それまでにしっかりとした信頼関係が築けていなければ
スタートラインにすら立てなくなってしまうであろうということ。
本来、『性』教育は『生』教育であるはずなんだなと。
つまり、性だけではなくて、命や生きること、
自分自身も、相手も、心身ともに大切にすること、
その延長線上に、性を大切にするということがあるわけで
だから、いつから教えるとかではなくて
その子が生まれた時から、性(生)教育は始まっている。
たいせつな、たいせつな、あなた。
たいせつな、たいせつな、わたし。
その想いがあればこそ。
その上で、親であるわたしたちが、
正しい知識を身につけ、
どんな疑問にも応えられるように、
もしわからないことでも、こどもに寄り添い、
一緒に考えていけるように
やっぱり、わが子の「安心基地」になれるように。
そこなんだなぁ。
ああ、ひさしぶりにまた誕生学、
一昨年、去年と聞く機会があったけど、
今年もまたどこかで聞いておきたいな。
そして、本当に正しい知識が広がっていくためには、
今回の講座でも、誕生学でも、やっぱり足りないところ、
というか、正しいと思わされている不確かな情報があるので
(国や医療機関、製薬会社の情報とかね・・・)
そこはやっぱり絵本と勇気づけのチカラを借りて
伝えていけたらいいなぁと願うのでした(*^-^*)