親になって初めてわかる
親の偉大さってあるんだなぁ。
こんな近いところに
生き方のお手本を示してくれていた存在が
あったなんてね。
皆様こんにちは。
『大人にこそ絵本♪で心にオアシスを♡』
絵本de勇気づけリーダーのはるちゃんです
先日、母の命日に実家へ帰省してきました。
平日だったもので、娘に園をお休みしてもらって
2人でおじいちゃんの家へ。
(こんな事が気軽にできるのも今年までかなぁ〜)
仏壇にお花をお供えしていたら、娘が
『おてがみかいて、おいておこうよ!』
と言ってくれて😊
得意気に絵を書いてくれました🎵
(家には便箋がなく、原稿用紙ですが(笑))
おばあちゃん、きっと喜んでくれてるね〜💗
実を申しますと、娘はちょっと前まで
『おじいちゃん怖いんだもん。行きたくない』
と言っていました。
ははは。
うん、うん。
確かにね。
わかるよ、わかる〜。
父は根っからの『歯に衣着せぬ人』なので
それが孫だろうとなんだろうと
関係ないんですね
さらに
嫌なことは嫌。
やりたくないことはやりたくない。
がものすごくハッキリしてる。
ダメなことはダメ!ときっちり言うしね。
そしてもともとすごーく
『子ども嫌い』なんです。
そんな空気を娘ながらに
感じているからでしょうかね。
そして、もう一人のおじいちゃんの
優しさと比べちゃうからかしらね。
娘がこんなことを言い出したのは。
(これも私の投影?(笑))
とは言っても
『この日はとっても大切な日だから、
お母さんお家に帰りたいんだぁ。
おじいちゃんとも会って色々お話したいんだぁ。
一緒に行ってくれると嬉しいな。』
と伝えると快く一緒に行ってくれました
で、行ってみればなんてことはない。
全くいつもの通りの娘で
おじいちゃんにも甘えたい放題で(笑)
ホッとしたのでした
ホント、この奔放さにはいつもながら
頭が下がります(笑)
自分を曲げない所も
根っからの幸福度が高いのも
よく似ているように想うこの2人(笑)
そんなおじいちゃん、私の父ですが。
いつもいつも
父なりに、精一杯の愛情を
注いでくれているんだなぁと
感じています。
昔は、その父の愛のカタチが
わからなかったし
父の生き方や在り方にも
疑問があったりしていた。
今思えばわかるけど
それもそのはず。
私はいっぱい、いーーっぱい
色んなことを我慢をしていたから。
だったんですよね〜
昔は『ワルだった』と豪語する父は(笑)
高校を中退して仕事務めを初めて
いろんな職業を転々としていたそうで。
まあ組織的なものが肌に合わない質だったようで
フリーの職人になりつい最近、
70歳まで現役で働いていました。
パチンコと競馬と任侠モノが大好き。
結婚当時は徹夜麻雀も良くやっていたそうな。
(お菓子のお土産と、勝つと買い物に
連れて行ってくれるので嬉しかった(笑))
そんな父を見ていると
なんて自由なんだと想う。
やりたいことしかしない。
気の合う人としか付き合わない。
興味のあるもの以外は全く無関心。
他人のことよりもまず自分優先。
お世辞も嘘も曲がったことも大嫌い。
この実家に帰る日だって前日に
『夕方には着くから一緒ご飯食べようね』
と言ってあったにも関わらず
行ってみると、
『3時くらいに腹空いてラーメン食べちゃってよ〜オレはいいや』
と言って、ご飯を食べている私たちの横で
コーヒーだけ飲んでたという(笑)
またある時は、
遊びに行くからねと言ってあった日に
パチンコに出かけていて留守だったとか。
うーん。自由すぎる(笑)
かといって、
これが自分勝手なのかといえば
そういうことでもないんだなと
最近わかってきて。
だって、こちらの望みや予定に
答えてくれるかどうかは
本来は相手次第だし、
無理に合わせる必要もないこと。
合わせてもらえるのは『有り難い』こと
なんだものね。
身勝手とか迷惑とは違う。
大切な約束はしっかり守ってくれるし
自分が責任のとれることだけを
自分が責任のとれることだけを
しっかりやっている。
何というか、自分の中の優先順位づけが
ハッキリしてるから決断に淀みがなく、
清々しいくらいで。
父は未だ携帯電話を持たない人で
連絡を取るのも色々不都合が
あったりするのですが
でもそれはこちらが
確実に家にいるタイミングに
確実に家にいるタイミングに
電話すればいいだけのことなんだし。
それも父の
『本当に必要な連絡だけ取れればいい』
『電話に縛られたくない』
というポリシーなのかなと
最近はすごーく納得できている。
要するに、自分のご機嫌を
しっかり自分で取れて
完全にストレスフリーでいられているのです。
これってすごいことだなぁって思うんですね。
今年のはじめ、父の実家に遊びに行って
みんなでおせちを食べながら
話していたときのこと。
『もう俺の人生大満足だよ。
なんにも思い残すことないな。』
と笑顔で言い切っていた父。
正直ね、色々心配ごとはあると思うんです。
娘は時々凹んで実家に帰ってくるし(笑)
息子はドロップアウトしてバイト暮らしだし、
でも、そんなこと父には大した問題じゃなくて
というか
子どものことを
心から信頼してくれているんだなぁって。
きっと俺がいなくなっても
何とかやってけるだろって
お前たちなら絶対に大丈夫だろって。
無条件に信じてくれている。
そして
自分の人生は、子育ては、やりきった、
と心から納得して余生を楽しんでいる。
そんな父を見て
本当にステキだなぁと想う。
子を信じるって、こういうことなんだなぁって
母として気づかされる。
親になって
子育てにつまずいて
自分を生きる大切さに気づいて、
父の本当の偉大さがわかるようになった。
ずっと信じてもらえていたことに
ずっと勇気を与えてくれていたことに
気づくことができた。
勇気はくじかれてなんていなくて
気がつけば溢れていたんだなあって。
なんかね、
はやく安心させてあげなくちゃとか
親孝行しなきゃとか
色々思ってたりしてたけど
それって完全に余計なお世話だった。
そんなこと、父は全く望んでいなくてね
ただ自分の人生を生きて満足。
子どもが自分の人生を生きてくれて満足。
と思ってくれているんだなぁって。
お互いがお互いの人生をよく生きること。
それがベストなんだなぁ。
だってお互いが人生に満足していたら
親も子も、まわりも、しあわせなはずだものね。
嫌なことはやらない、
我慢しない、
いい人ぶらない、
自分にも相手にも誠実に。
本当に自分の人生を生きるために
やりたいこをやるために
やらなくていいことをやめる。
そんなことを意識し始めて
ずいぶん気持ちが楽になった。
と想ったら、
実際ずーっとそう生きていた人を
こんなに近くに見つけた。
というお話でした(笑)
きっとそれぞれの家庭に
色んなお父さんがいるんだろうけど
みんな、子を想う気持ちは一緒だよね
最後までお読みいただきありがとうございました
今日も笑顔あふれる一日を過ごせますように
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