私個人の想い出のレースを振り返るだけの自己満足
記事ですが、よろしければお付き合いください。
【第一回記事】
https://ameblo.jp/haru-ibis/entry-12854266434.html
第二回は
「ミラクル3秒ベスト」
2005年6月26日
京都府高校選手権兼近畿高等学校選手権大会京都府予選会(2日間開催)
初の近畿大会個人出場を決めたレースです。
水泳を始めて、約1年。
着実に水泳選手として成長していました。
全国中学に出場した、強烈な1年生、田濃裕之(IBIS創設時メンバー、初代選手会長)をはじめに、なかなかのメンバーが後輩として入部してきました。
その中の一人、M選手は、大会一日目の200mバタフライにて、1年生ながら近畿大会出場を決めました。
次期キャプテンにほぼ決まっていた私としては、ちょっと焦りもありました。
1年生が近畿大会に出場して、私が出場していないと、格好がつかないな…と…。
初日の200m背泳ぎ。
結果は9位。
2分24秒58
これでも、1年前より25秒速くなっているんですけどね😅笑
近畿大会出場ならず。
この日の夜は、人生で初めて、翌日のレースに対する緊張とプレッシャーで寝れませんでした。
そして、運命の2日目。
100m背泳ぎ。
この時点での私のベストは、本大会2週間前にマークした。1分06秒88です。
今までに感じた事がない緊張感。
鼓動が全身に響き渡っているような感覚でした。
前の組で、私の自己ベストを大きく上回るタイムが電光掲示板に!!
痺れるシチュエーションで、いざレース!!
「覚醒」(笑)
3秒15ベスト更新!!
予選3位通過で近畿大会出場内定!!
この1本。
人生で初めて、自分自身だけの力で何かをやり遂げたと思えた瞬間でした。
俺もやればできる!!
誰かに負けなかったわけではなく、自分に負けなかった。
ここに、大きな意味を感じました。
「水泳選手」として、と言うよりは、「人」として成長できた。
そんな思い入れのあるレースでした。
お付き合いありがとうございました。
ではまた👋