2022.7.10(日)に出場した。

京都夏季選手権大会兼JO予選2022【総評】です。




今回の総評は、玉川選手会長に書いてもらいました!!





​総評

IBISの現選手会長をしている玉川です。依頼がありましたので出場者から代表して京都夏季選手権2022総評を書きたいと思います。


まずは京都水泳協会をはじめ、大会に関わってくださった全ての方々にお礼申し上げたいと思います。例年であれば社会人は出場資格がないところを、社会人選手権の標準記録突破の機会提供のためにということでご配慮いただきました。誠にありがとうございます。


また朝からサポートに来てくださった谷川さん、ありがとうございました。試合当日の諸々の手続きや段取りなどを一任されていたことでそわそわしていたのですが、来ていただいたおかげでレースに全集中することができました。

誠次もレースがある中、役員業務ありがとう!!


さて、棄権者を除いて今回は福井選手(50mFr、100mFr)、横川選手(50mFly)、平岡選手(100mBr)、私(50mFr、100mFly)の4名が出場しました。

このメンバーは全員社会人選手権の出場権を持っていますが、福井選手は100mFrで、平岡選手は100mBrで、私は50mFrと100mFlyで追加突破を目標に、またその他の種目もベスト更新を目指して泳ぎました。


結果は既にアップされている通り、平岡選手が100mBr、私が50mFrと100mFlyで無事標準記録を突破しました!また私の50mFrは0.1秒自己ベストでした!(学生時代泳いでいなかったので約2年半前の記録がベストでした)


少数精鋭での出場でしたので、全員と話した中で各々が口にしていた感想や、私の所感を少し紹介します。


  ​福井選手

肩の調子が思わしくないとのことでしたが、100mFrでは前半から果敢に攻めたレースでした。さすがに最後はバテていましたが状態を考えれば及第点といったような感想を聞きました。

50mFrではスタート後のストリームラインが外れるというアクシデントがありました。泳速や泳ぎ自体は非常に勢いがあり、だからこそもったいなかったという悔しさも滲ませていましたが、次につながるナイスレースでした!


  ​平岡選手

確実に100mで突破するために1種目にかけて出場したとのことで、0.3秒ほど標準記録を無事突破しました!31.5で入ってどれだけ粘れるか…というプランをレース前に話していましたが、ほぼその通りで泳ぎきるあたりはさすがだな~といった感想です。レース後に感想を聞くと「最近は100mがうまく泳げず恐怖心もあったが、久々に100mを理想のラップできれいに泳ぐことができたので自信になった。」と話してくれました。仕事が忙しそうで練習も思うようにできず、疲れもあった中でしたが本当によかった!社会人選手権に向けて頑張ろうな!


  ​横川選手

既にメイン種目である50,100mのバタフライで出場権を持っていますが、役員の関係やスピード強化の一環で50mFlyに出場しました。結果として思うようなタイムで泳げませんでしたが、すぐに原因と対策を自分の中で立てて消化している様子を見て、誠次なら次の試合で爆発してくれるだろう…!という期待感を持たせてくれます。

常々誠次と話していますが、100mのタイムを伸ばそうと思うと我々の場合は技術を磨いてスピードを付けない限りは頭打ちだと言っているので、お互い知恵を出し合って速くなろう!また紹介したドリルをやった感想教えてや!


  ​玉川選手会長

京都選手権で惨敗した後、何かを変えなければいけないと思い、大学時代にお世話になっていて、現在も非常に高いレベルで水泳をされている方と何度か練習をしていました。その中で抵抗を減らし、かつ力強いストロークやキックを可能にする姿勢についてディスカッションし、この1か月はその点試行錯誤を重ねていました。

まだまだ安定はしないものの一定の手ごたえは得ていたので、あとはレースでどれだけ出せるかと思って臨みましたが、50mFrは自己ベスト、100mFlyも社会人になってからのセカンドベストと非常に満足のいく結果が出ました。特に100mFlyは56.1を出した社会人ベストのときと前半のラップがほぼ同じで泳ぐことができ、スピードアップ、つまり技術の向上が見られたので非常に嬉しかったです。次こそは短水の1バタで55秒台、またその先の生涯ベストの更新を達成します!


​まとめ

最後の集合でも話をしていましたが、IBISの練習会がなくなったことで周りからの刺激を受ける機会が減り、モチベーションの維持が難しくなっています。今まで以上に意識してお互い誘い合って頑張る必要があると感じました。

またIBIS以外の人たちと練習をして、知識をアップデートしていくことや刺激を受けることも非常に大切だという話もしました。この辺りは自分自身の結果からも強く思いますが、各々が持つ人的ネットワークを活かして、IBIS以外の人たちも巻き込んだ練習会の企画も積極的に取り組んでいきたいと思いました。というか口だけじゃなく実行します。皆様からも企画していただけると嬉しいです!


少し長くなりましたが、以上で総評を締めたいと思います。ありがとうございました。