看護学校に入学。

今もまあまあ人見知りではあるが

当時はかなりの人見知りで

入学時から最強に人見知りを発揮していた私。




後々みんなが教えてくれて

今になっては笑い話になっているが、

「第一印象は怖かった」

「怖くて友達になれんと思った」

「ヤンキーかと思った」

と、まあ第一印象が悪い…()

(↑その節は、ごめんね。笑)






学生時代は、

授業バイト授業バイトの繰り返し。



ちなみに、

サーティーワンで2年ほど

居酒屋で7ヶ月ほどバイトしていた。







授業に関しては今だから言えるけど

もっと真面目に授業受けておけば良かった

もう一度、一から解剖生理学を学びたいと

今になって切実に思う。

(ほんとに解剖生理学はしっかり勉強しといた方がいい。)






そして実習

毎朝ひとりで「あーまじ吐きそー」

って言いながら実習に向かっていた。

(↑毎日言うくせに吐いた事は一度もない。)




"今日の担当看護師さん誰だろう…"

"上手く計画発表出来るかな…"

"患者さん今日は体調どうかな…"

毎日ドキドキソワソワしながら頑張った実習。





実習から帰ってきて

記録を書いたり翌日の計画をたてたり

関連図の発表の前日は

友達の家に泊まって夜な夜な関連図書いていた。



担当の看護師さんに怯えていたことも

患者さんのために一生懸命頑張ったことも

記録が追いつかずに挫けそうになったことも、

あの頃は毎日大変でしんどかったけど

乗り越えてこれたのは共に頑張る友達がいたから。








そして長い実習が終わると次は

国家試験に向けて勉強!勉強!勉強!



学校終わったら友達とみんなで

某ファミリーレストランへ直行して勉強!


某ファミレスにどれだけお世話になったか

どれだけポテトを注文したか

計何十時間居座って勉強したことか




とにかく、国家試験の過去問を

解きまくって分からない所は教科書に戻って

また問題解いての繰り返し。



自分の人生の中で、この時が一番勉強していたと思う。






そして!いよいよ国家試験へ出発の日!


ドキドキソワソワしてたら

何か準備ももたついてしまい慌てて家を出た。

ちょっと遅刻するかもと思い学校へ

電話をかけようとした。



あ、ちなみに運転中な。(←おい。)




そして通話ボタンを押して

(↑まだガラケー時代)

電話を耳に当てた瞬間




ウゥウゥウウウウウ〜

「前の車、止まってください」





まさかの警察に止められた






警察「お姉さんごめんよー!

電話しながら運転したらいけんわー」

「ですよねー私も思いますー。」

警察「免許証持ってこっち来てくれるー?」

「はい




国試前日の失態ゲローゲローゲローゲローゲロー



遅刻しそうなのに、、、

もっと遅刻やんけーーーーーーーゲッソリ

思いながらパトカーの方へ向かう。




「ちょっと急いでるんで早めにお願いします」

警察「そんなに急いでどこ行くん?」

「これから国家試験受けに行くんです。

遅刻しそうじゃったから学校に電話してて

警察「国家試験?なんの?」

「看護師です。」

警察「そうなん!僕の奥さんも国家試験受けるよ」

「あ、そうなんですか。

お互い頑張りましょうってお伝えください。

なので、とりあえず早よしてください。」




この会話、かなり鮮明に覚えている



そして色々手続き終わったあと

警察さんが

「国家試験頑張ってね!」

と送り出してくれた…()





あまり嬉しい送り出しではないけど

警察さん、その節はありがとうございました。








そして、無事試験会場にも到着し

いざ試験開始!!!




緊迫した会場。

なんとも言えない空気感。

突如襲われる不安。

蘇る看護学校を受験した時の出来事



"いっぱい勉強してきたから大丈夫"

"自信持ってがんばれ"

"落ち着け自分"


とにかく、試験開始前は自分に言い聞かせた。







正直、試験中の記憶はないけれど


いつも過去問を解いていた時よりも

時間の感覚がとても早く感じたこと、

終わった後の、あの開放感は

今でも覚えている。






そして

無事に試験は終わり、

特に手応えはなかったけど"よく頑張った"

素直に自分を褒めている自分がいた。







ドキドキソワソワしながら

合格発表の日を待っていた1ヶ月




試験中の時間の感覚とは真逆で、

長い長い1ヶ月だった。








そして運命の合格発表の日









#4へ続く。