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生まれた時から耳が聞こえない

ろう者の「はる」と
中途失聴者の嫁の間に産まれた
2人のこどもの「そら」と「ふう」の
音のない世界の日常
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 『嵐の前の静けさ』


長い冬が終わり、GW明けに桜が咲き、

すっかり春らしくなった。

チューリップもタンポポもすいせんも咲いていた。

ちょうどその時期に母の日があったので

そらにとって

ママに初めてプレゼントする“母の日”。

そして、ママにとって初めての“母の日”。


母の日が数日前に控えていた時、

お風呂で何回も「ありがとう」の練習をしていた。

母の日の今日、お風呂で何回も練習していた

「ありがとう」の手話を披露する日が来た。

「今日、お風呂が終わったら

ママに『ありがとう』って言ってね」と

手話で話し、お風呂から上がって

ママのところに行って

耳が聞こえないママの肩をポンポンと呼んで

「ありがとう」という手話表現を披露し、

そらがママの似顔絵を描いた絵をプレゼントした。


ママにとって、初めての形のある

「ありがとう」の感謝の気持ちを受け取り、

嫁は驚いていた。

『ありがとう』という手話を使えるようになったんだね」と

ママ(嫁)は感激だったそうだ。

サプライズプレゼント成功!!

そして、カステラもプレゼントした。

母の日の他にも、子どもの日もあった。

しかし、GWは緊急事態宣言中で動くことができず、

GW明けに延期になった“子どもの日”に

旭山動物園に行ってきた。

くじゃく、カバ、キリン、鹿、レッサーパンダ、ウサギといつも読んでいる“どうぶつの本”を持ちながら


同じ動物を探し、見つけたら指を差して

「同じ!」と手話で表現する。

もし、名前がわかる動物がいたら

“カバ”と手話表現をして

「次!」と興奮しながら次の動物に向かって走っていく。


すごく楽しかったようで

「また、行きたい」と手話で言っていた。

家に帰ってからも毎日、動物園で撮った写真を

“どうぶつの本”を見ながら

同じ動物探しをする。

「これは、これ!」と指差して

動物の名前を手話表現してくれる。

“どうぶつの本”を持っていって正解だった。


でも、この平和が

嵐の前の静けさだったとは

思いもしなかった。



今日の聞こえないパパの育活 その110

https://ameblo.jp/haru-aozora-okinawa/entry-12829014926.html


 

続く

 

「はるの空」民泊

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「はるの空」書籍

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