見に来て下さり、ありがとうございます😊
生まれた時から耳が聞こえない

ろう者の「はる」と
中途失聴者の嫁の間に産まれた
2人のこどもの「そら」と「ふう」の
音のない世界の日常
ついて書いていきます😃

家族の紹介(初回から見れます)


はるの紹介


そらの紹介


ふうの紹介


へその緒が首に絡まって

別室に運ばれた我が子。


大丈夫か!?


嫁は、疲労困憊で

別室に運ばれたことを気付いていない。


分娩室から別室を見ると

助産師がへその緒を解き、

背中をポンポンと叩いたり

泣き声を出させるよう、指を口の中に入れていた。(羊水を吐き出すため?)


しばらくすると


「おぎゃー」と泣いていた?


しかし、私たち夫婦は耳が聞こえないので

本当に泣き声が出ていたのかはわからないが、

泣いている様子を確認できたので

ホッとした😅


その後、助産師が

タオルで包んでいた我が子を抱っこして

夫婦のもとへやってきた。


どちらが抱きますか?

記念の初抱っこですよ!


私は「私が!」と手を挙げた。

同時に嫁は「旦那に!」と私に指を刺していた。


事前の打ち合わせ通り、私が初抱っこした。


この瞬間、初めて我が子を抱っこした。


抱っこした時は、とても軽かったけれど

なんだか、それ以上に重いような感覚があった。


実際の体重は2600gほどだけど

それ以上に重く感じた。

それは、命の尊さという命の重さなのだろうか。

どこかで愛しさを感じ、


「大事に育てよう」


と思った。

そして、産まれた瞬間、

私たち、聞こえない夫婦に

新たな家族が1人でき、

パパとママになった。


産まれる日の前の晩、

クワガタを取りに立山の山頂に向かったのに

クワガタが1匹も来なかったのは


もうすぐ産まれるから、早く帰りなさい!


と神様からのお告げだったのかもしれない💦


もし、帰るのが3時間遅かったら

確実に山の中で産まれていただろう(汗)


でも、赤ちゃんの耳は聞こえているのか?


今日の聞こえないパパの育活 その59

https://ameblo.jp/haru-aozora-okinawa/entry-12820849312.html



続く

 

「はるの空」民泊

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