見に来て下さり、ありがとうございます😊
生まれた時から耳が聞こえない

ろう者の「はる」と
中途失聴者の嫁の間に産まれた
2人のこどもの「そら」と「ふう」の
音のない世界の日常
ついて書いていきます😃

家族の紹介(初回から見れます)


はるの紹介


そらの紹介


ふうの紹介


〜聞こえない夫婦の出産って、

聞こえる人と何が違うのかな?🤔〜


出産の前夜、立山連峰の山頂でクワガタのライトトラップをした。

その日に限って、なぜかクワガタが1匹も飛来しなかった。

諦めて、早めに21時に終え、22時に家に帰って、お風呂に入った後、23時頃に布団に潜り込んで入眠した💤


その1時間後の0時を過ぎた頃に


お腹が痛い!

いたーーーーい!!


嫁からバンバンと起こされた。

眠い中、灯りを点けた。


どうした??


陣痛が来たかも?

予定日まで、あと数日ある。

しかし、早まることもあるので

本当に陣痛なのかもしれないが、

数時間前に焼肉を食べに行ったので

焼肉に当たった可能性も否定できないので

しばらく様子を見ることにした。


なぜかというと

いつも嫁は高カロリーの物を食べると

お腹を下すので😅


嫁は、ずっとトイレにこもっている。

潜血は見られず、破水はしていない。


陣痛なのか、単なる腹痛なのか、

お腹の痛みの感覚をタイムウォッチで測ってみると

7分に1回だった!


「これは、陣痛で間違いなし!」と判断し、


私たちは、耳が聞こえなく、

病院に「陣痛が来た」ということを

電話で連絡できないので

家の中にいたお義父さんを叩き起こした!


病院に「5分間隔の陣痛が来た」ことを電話してー!とお願いした🙏

(すでに7分から5分になっていた)


お義父さん、寝ぼけているのか、緊張してるのか

うまくボタンを押せない(笑)


やっと病院につながり、現状を説明すると


「今から来てください」と!


よし!もう少しでパパになるんだ!


と思った😃


私は、事前に準備してあった入院用の荷物や手続きに必要な書類を車に乗せた。

その動作をゆーっくり準備していた。


出発したのは、陣痛が来てから、1時間後の1時10分頃だった🚗

嫁は、陣痛の痛みと戦いながら、シートベルトをつかみ、汗がたくさん噴き出るほど、痛みをこらえていた💦


かなり、痛いんだろうな😓


それでも慌てずにゆーっくりと安全運転で病院へ向かい、40分後、病院に到着した🏥


時間は1時50分をさしていた。


玄関前にナースさんが待機していた。

嫁を車椅子に乗せて、分娩室に向かう。

そしたら担当医が


あら?もう子宮口が大きく開いていますね‼️

(嫁談)


私は車を駐車場に停めて

入院の荷物を持ちながら

嫁のいるところに向かったら


ナースが怖い顔して


早く分娩室に来てください!


と案内され

あまりの慌てっぷりで

何が起きたんだ!?と情報を把握できず


入院準備の荷物を廊下のイスに置き、

ガウンを着ている時に


ナースさんが

「もうすぐ産まれる」と

身振りで教えてくれた。


休憩する間もなく、

私も分娩室に入室し、すぐ出産の体制に入った。



おおおっ!?