季節の変わり目。
息子(8歳6ヶ月)は喘息が出やすい。
この春も咳がひどく、ついに学校を休んだ。

私も仕事を休んで、息子の様子見。
だいぶ咳の間隔が空いてきた。もう安心。

…と思った夕方。ペットのカメ、亀太郎が水槽にいないことに気づく。

息子は大泣き。「お母さんも探して」と懇願された。

昼、水槽の水替えをし、水位が高くなったこと、蓋を閉め忘れたことが原因で、脱走したらしい。

コタツを引っ剥がし、荷物をテーブルの上にまとめ、テレビ台を移動しての大捜索。

結局、部屋がモデルルームのようにすっきりした時点で、三センチのチビっこガメ、亀太郎は壁のすみっこに埃まみれでじっとしているところを発見された。

埃の固まりにしか見えず、ほうきで、ぐさっと掃いてしまった。が、何とか無事な様子。

見つかって良かった。が、看護休暇にカメの捜索とは…。





小学校への提出物の一つに家庭学習カードというものがある。

計算とか国語の音読とかの家庭学習や、お手伝いの状況を記録し、毎日提出する。

その項目の一つとして、今年の記録用紙には、運動の記録も書くようになっている。

ある日曜日の記録として、息子(8歳)の記入した運動は、「マラソン」。

マラソンとは、長距離走ということらしいが、それにしても全く走っている様子はなかったので、確認してみた。

その日、息子は連絡帳をなくしたことに夕方になって気づき、シクシク泣きながら、クラスメートの家まで次の日の日課表を教えてもらいに行った。

その時、自分は走ったと。

ふむ。転んでもタダでは起きないね。

夜、息子(=7歳9か月)がトントントンと階段を上がってきて、

布団に飛び込んできました。


「かがやく夜へようこそ!」という掛け声とともに。


その後はまもなく、スヤスヤ。


後で良く聞くと、好きな漫画の決め台詞だそうです。