8月15日から、1泊2日のツアーで、東北へ行って来ました。
今回の旅の一番の目的は、慈覚大師円仁によって創建された四つのお寺(瑞巌寺・立石寺・毛越寺・中尊寺)を回ることです。
「四寺廻廊」と呼ばれ、専用の御朱印帳もあります。
瑞巌寺以外は、それぞれ一度行ったことがあるのですが、御朱印収集を始める前のことなので、久しぶりの参拝がとても楽しみでした。

最初に訪れたのは瑞巌寺。
5年前の東日本大震災で津波の被害を受けた松島町。
郵便局の壁面には、ここまで浸水したということを示す表示がありました。

瑞巌寺は、臨済宗妙心寺派の禅寺です。
前身の寺は、慈覚大師円仁の創建ですが、江戸時代の初めに、仙台藩主であった伊達政宗が、現在のような大伽藍を完成させたそうです。

本堂や庫裡は、国宝に指定されており、現在は平成の大修理の最中です。
本堂は公開されているので、素晴らしい障壁画や彫刻、天皇をお迎えするために作ったという御成玄関など、隅々まで見て来ました。
東日本大震災で津波の被害を受けたという参道も整備中でした。
また元通りの姿に戻ることを心から願いました。

洞窟群に並ぶ西国三十三観音様に手を合わせながら総門へ。
道路をはさんで高台にある五大堂へもお参りして来ました。
五大堂へ行くのに渡る「すかし橋」がちょっと怖かったです‥‥。
五大堂から見る松島湾は、とても穏やかで、ここから津波が来たことが信じ難いほどでした‥‥。

本堂公開記念の御朱印帳に、御朱印をいただきました。
伊達藩上級武士の控えの間である「鷹の間」の襖絵をモチーフにしているそうです。
素敵なデザインなので、以前からぜひいただきたいと思っていました。
数量限定と聞いていましたので、間に合って良かったです。

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