ポケモンGOバトルリーグseason 17のMVPはスーパーリーグのファイアロー。 | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 三月一日を持ちましてポケモンGOバトルリーグseason 17終了。
 最終結果は、
 総対戦数2180の1105勝1075敗。
 貯金30。
 レーティングは2096。
 と相成った。
 割とここ数season調子が良かったが、残念ながら今回は駄目。駄目駄目。完全にペケ。
 まずはスタート時点で躓いた。レーティング2000以上を要するACEランクに一向に上がれなかったのだ。
 いつもは容易に昇格出来ていたACE。今回もそこに関しては全く目標としていなかった。普通にやっていれば自然に昇格出来ると高を括っていたのだ。
 それが今期は遠い。レーティング2000の壁がやけに高い。あと一歩で2000というところまで漕ぎ着けても、そこでワンセットを負け越してしまう。そのまま負け越しが続き更にレーティングを下げてしまう。その後ようやく持ち直したと思ったら、又2000の手前で失速。そして又下がる一方となってしまう。その繰り返し。こんなにACE昇格に苦労したのは今回これが初めてだ。焦燥はどんどん募る一方。もしかして今期、史上初のACE至らず終いか?……と半ば諦めモードに入りかけたほどだ。
 必死の試行錯誤の末、ファイアロー、オーロット、タチフサグマの構成が一時的に調子良く、何とか2000の壁を超えてくれた時は安堵の吐息が心底から漏れたものだ。割と本気で泣きそうにもなった。
 今期はもう無理かも……と弱気になっていたACEに何とか昇格出来たその時、既に二巡目のスーパーリーグ期間に入っていた。二巡目に入るまで昇格出来なかったのは思い返すまでもなく今回これが初めてのことだ。
 その後も巻き返しを図ることができず。逆に今度は特別リーグでドツボに嵌り、いつの間にか大幅に負け越しを重ねていた。レーティングも最悪な時は1970台まで落とした。ここまで負け越しを重ねたのもレーティングを落としたのもACE昇格同様今回これが初めて。今度は負け越し及びレーティング2000に至らない最終結果が迫っていた。いずれも未経験の屈辱だ。
 願わくはそれも避けたい。
 一向に心に余裕が持てぬまま更に繰り返される試行錯誤。そうこうしているうちに今期は調子の良い時期を一度も持続できず、あっという間に終了してしまった感を覚える。
 確かに最終結果はいつもに比べてパッとしない。
 しかしバトルリーグ史上初の屈辱を何とかすべて回避。ここまでギリ持ち直した。
 ということで、まぁ今回はこれで良しと自分を納得させる。
 今期のMVPは該当なし。ここまで惨憺たるseasonなのだから、それでも良い気もする。
 しかし又それも味気ないので、諦めモードに入りかけていたACE昇格に貢献してくれたファイアローに与える。一時期スーパーリーグでもハイパーリーグでも大活躍してくれたファイアロー。しかし変化した環境が著しくファイアローに不向きとなったか、最近すっかり起用機会が無くなっていた火の鳥。その復活の狼煙が上がった。結構これがストレス溜まりまくりのseasonの一抹の慰みとなってくれたのは確かだ。それなら今回は思い入れも込みで与えておくか……と。
 破壊力抜群の代わりに自身の防御力もダウンさせてしまうブレイブバード。使い方次第では絶大な力を発揮するが小回りは効かない。その代わりとして空を飛ぶという新たな業を取得したのがファイアローにとって大きい。これが打つ度に攻撃力アップに繋がる火の粉と同じチャージで打てる。デンチュラの飛びかかると放電の組み合わせ同様、どちらを打ってくるか相手を迷わせることができるのだ。
 更には技の幅が増えたことで、対戦相手にどちら持ちか悩ませることもできる。ブレイブバード持ちか空を飛ぶか、いずれかで対処法も違ってくる。しかし最初の一撃を打たれるまで、対戦相手には判断しかねるからだ。
 という次第で今後の益々の復活、再生を期待して、season17のMVPを決めた。
 更に付け足すと、今期は試行錯誤が延々続いたゆえ、他にも様々なポケモンを起用した。これだけ数多くポケモンを試したseasonも珍しい。それだけ安定した構成を見つけられなかった証拠ではある。しかしバトルに於けるポケモンの特徴を色々チェックできて、その辺そこそこ興味深くもあった。
 今期そんな感じで起用したすべてのポケモンに「お疲れ様でした」と労いを最後添えておく。