国境に咲く純白の明るい薔薇を
純血という愚か幻想の選民意識で
誰だ一体どす黒く染めたのは?
惨劇に流れる血と血が混ざり合う皮肉よ!
境界線の上で踊らせる神は
救いを決して地にもたらさない。
阿鼻叫喚を遥か山河に撒き散らし、
はや美とは無縁の棘の蔦が絡むのみ。
嘘で塗り固めた歴史で憎悪を煽って
既にお前らの所業はジェノサイド。
お前らの神は罪を背負って畜生を露わに
憐れ餓鬼道に堕ち堕ちた。
侵略の地に虚栄の国家を打ち立てて
既に紛れもなく存在はギルティ。
お前らの神は汚れに汚れて嘶きながら
地べた這い屍肉を貪り漁る。
やめろ! 今すぐやめろ!
お前らの神が天に復活することはもうないが、
せめて子供達から明日を奪うな手足を奪うな!
今すぐ去れ! この鬼畜どもが!