LINE証券から送られてきたクリスマスプレゼント | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 本日は大晦日。
 ということで今年最後の記事に何を落とすか考えて、やはりここは年内に何とか方がつき一安堵の件を記すことにする。
 LINE証券で積み立てを行っていた投資信託。そのSBI証券への移管手続きを何とか無事完了出来たのだ。手数料が無料となる十二月十一日まで待ちに待ち、その日いそいそと申請書類を郵送した。本来なら一週間ほどで終わる手続きが今は混み合うので、申請を受理してから二週間から一ヶ月は掛かる旨、事前に告知を読んでいたので、年内に無事完了するか否か、これ微妙だと思っていたのだ。
 それ以上に心配だったのが郵送した申請書類に記入漏れや不備がないか。もしもこちらの手落ちで受理されず、改めて申請書類を書き直して再提出となれば、ただでさえ時間が掛かる現状、来年の一月までの期間内に完了させられるか? もちろん慎重に慎重を帰して書類を記入したが、それでも気持ちが落ち着かなかった。
 という次第で完了メールがLINE証券より届いた時は心底ホッとした。
 その完了メールを確認したのは十二月二十五日。僕にとっては何より嬉しく有り難いLINE証券からのクリスマスプレゼントとなった。
 しかしLINE証券が事業から撤退しなければ、そもそも半年に渡ってこんなに不安を抱き続けることも、更には煩雑な手続きに時間を割かれることもなかったのだから、ふざけるな馬鹿野郎という気持ちは先立つ。
 確か六月の上旬だったか、LINE証券の事業撤退の報を受けたのは。
 その報に一瞬、頭が真っ白になるほど動揺を覚えた。え、嘘だろ? 丸二年に渡って積み立ててきた僕の投資信託どうなっちゃうの?……と。
 その後、必死に説明を追ったのは言うまでもない。何も手続きせず放ったらかしでも、来年の六月ごろまでには自動的に野村證券に資産は移動される。まずそれが知れて一安心。丸二年かけて、自分にとってはそこそこの額になっていたそれを全部解約しなくてはならないのか? まずそれが不安だったのだ。その時点では含み益となっていたので、もしも解約しても損にはならない。しかしあまりにも中途半端な益となってしまい、丸二年も積み立てて又一からやり直しかよ、と泣くに泣けない塩梅となってしまう。今までの積み立ての上に更に積み立ててゆきたい。切なるその希望に関しては何とかなりそうだったので、まずそこはホッとしたのだ。  
 しかしその後、更に情報収集すると野村證券は今ひとつ評判が悪い。いや、今ひとつどころか、かなり悪い。他の証券会社より手数料が高くてお勧めできないという意見ばかり拾うのだ。
 老後に当てるつもりの大切な資産。ここは慎重に……と更に調べて、結果SBI証券に口座を開設した。で、本当は口座を開設して直ぐ移管の手続きに入りたかった。しかし調べれば一つの商品の移管に手数料が3,500円かかるという。僕は四つの投資信託に分散する形で積み立てていたので、その全部を移管するとなると14,000円の手数料。多少の手数料なら払って早く安気になってしまおうと考えていたが、流石にその額はきつい。手数料が無料となる時期まで待つしかない。しかし手数料が無料となるのは十二月に入ってからだ。
 十二月のそれまでは待つしかない。
 待つしかないないのだが……。
 そう、手数料が無料となるのを待つその間、上手く手続きを終えることができるかどうか、それが常に懸念となり、どうにも落ち着かない日々を過ごしていたのだ。
 という次第で十二月二十五日にLINE証券から送られてきた完了メールがクリスマスプレゼント。そして翌日、SBI証券の口座にそれらが確かに移っているのをチェック。そこでようやく半年の懸念から解放された気がした。
 今にして思えば2023年の個人的キーワドの記事にこの騒動を落としても良かったかと思う。今年はそれ位、このLINE証券の事業撤退に翻弄された。
 という次第で大晦日の最後の記事に、駆け込みでこの件を書かせてもらった。
 そもそも最初にきちんと調べもせず行き当たりばったりで新興の証券会社を選んでしまった僕が悪い。自業自得といえば自業自得だ。しかしLINEが立ち上げた証券会社ならばそこそこ信用できると普通思わない? まさかこんなに早く、無責任に撤退するとは予想だにしていなかったよ。
 というボヤきとともに2023年のアメブロ最後の記事を締める。
 そして毎年恒例のお約束として、「今年も一年お世話になりました。来年も一つよろしく」と誰とも交流もなく誰が読んでいるわけでもないこの場所で、一応年末の挨拶を述べておきます。
 皆さん、よいお年を!