ポケモンGOバトルリーグ・シーズン12。取り敢えずACEランクへ。 | 春田蘭丸のブログ

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 九月二日から始まっているポケモンGOバトルリーグ・シーズン12。九月十一日を以て何とかACEランクへ昇格。毎回このランクには昇格できているので、今回もしつこくやってればいずれ昇格できるとは思っていた。しかし今回は若干そこに至るのに時間が掛かってしまったので、取り敢えずの目標を達成できてホッと一安心。開幕早々もっと酷い成績が続いたシーズンもあったので、凄く悪いというほどでもないが、まぁ開幕ダッシュに成功とは到底言い難い。
 取り敢えず最初はって事で、今までに良い勝率上げていた構成で挑んだけど、これが上手く乗れない。ここを一度変えてみようか? 駄目か。じゃあ、ここは?……って感じで試行錯誤を繰り返すものの、スカッと痛快な連勝に結びつかない。特にこれはスーパーリーグに顕著だが、起用されるポケモンの数がやけに増えて、構成を考えるのが本当に難しくなった。こいつらに固定すればある程度の勝率が見込める、という構成が、以前は存在した。しかし今は起用されるポケモンの流行りが変わると、それが一気に瓦解してしまう。その時その時の環境に合わせて、こちらも絶えず構成の変化を繰り返してゆくしかないのだ。
 あれこれ試行錯誤を続けたが、現在この構成で少し持ち直した。






 先鋒にガラルマッギョ。中堅マリルリ。そして後方がファイアロー。
 ここ最近は頑なに先鋒マリルリにこだわってきたが、意を決して……というほどではないが、物は試しに先鋒にガラルマッギョを起用。マリルリは受けに当たる中堅に退いてもらったのだ。
 これが案外良い勝率を稼ぐ。ガラルマッギョは弱点も多いので先鋒には使いづらい印象を抱いていたが、ゲージを素早く溜め込めて、かつ苦手な相手の弱点をつけるスペシャルアタックも秀でてるので、意外に出し負けしない。で、どうしてもガラルマッギョには勝ち目がない相手が出たらマリルリへ交代。そういえば一時期ガラルマッギョとマリルリの組み合わせにこだわっていた時期があったことを思い出した。なぜ遠ざかってしまったのか不思議なくらい、ガラルマッギョとマリルリの組み合わせは相性が良い。しばらくはこの組み合わせにこだわってみたい。
 そして後方がファイアロー。
 飛行タイプに関しては最近、エアームドを起用する率が増えていたけど、ガラルマッギョ使うならファイアローの方がバランスが良いかと変えてみた。ガラルマッギョとエアームドは鋼タイプがダブってしまい、当然その苦手なタイプもダブってしまうからだ。
 結果やはりガラルマッギョにはファイアローの方が良く感じる。そしてエアームドよりファイアローの方が、使っていて気持ちよい。打つと必ず攻撃力がアップするニトロチャージ。打つと自分の防御力がダウンしてしまうデメリットと引き換えに破壊力が半端ないブレイブバード。どっちを打つかの駆け引きの妙が楽しめるからだ。スーパーリーグでの飛行タイプ最強は恐らくエアームドだろう。その安定度は認めつつ、やはり僕にはファイアローの方が愛着が湧く。上手く嵌まった時の快感が比でないのだ。
 という次第でスーパーリーグはしばらく先鋒ガラルマッギョ、中堅マリルリ、後方ファイアローを続けてみたい。しかしこの構成がいつまで調子良く続くものやら……。
 回を重ねるごとに構成を考えるのは難しくなってきているのは確かだ。
 後これはほとほと感心するしかないけど、ポケモンGOバトルリーグも三年目に入って、プレーヤーの戦術やテクニックが飛躍的に向上しているのも如実に感じる。こちらがスペシャルアタック打つ絶妙のタイミングで、そのスペシャルアタックがあまりダメージを与えないポケモンに交代してくる。更にはHP殆どゼロで残しておいたポケモンを、こっちがスペシャルアタック打つタイミングで起用。シールド代わりにする。僕は相手のそういうテクニックに翻弄されて、構成的にはこっちの方が有利な相手に何度も逆転負け喰らっている。前からそういうプレーヤーは存在したが、回を重ねるごとにその手のテクニシャンが増えてきたのだ。スペシャルアタックのゲージを溜め込んで交代。最後の攻防での逆転劇に取っておくとかね。
 その手のテクニックに翻弄されて逆転負け喫すると確かに悔しい。しかし同時に、顔の見えない対戦相手への敬意が湧く。よくもここまで遊びを極めたものだ……と。
 勝つため必要なその手のテクニックを一向に習得できない僕。しかしポケモンGOのバトルが良いのは、そんな鈍臭いプレーヤーでも、相手の構成との相性次第ではそこそこ勝てる可能性もあるところだ。そうじゃなかったら心腐らせて、とっくに僕もやめていただろう。
 反射神経と鋭敏な感覚が必要なテクニックを駆使できないおじさんは構成にとことんこだわるしかない。あと自分がよく起用するポケモンの出来るだけ個体値高い奴を捕まえて育成するとか……
 実際に今起用しているマリルリは二代目だが、初代より打たれ強さが増した事で勝ちに結びつくパターンが実に増えた。防御力が増して潰されるのに時間が掛かるようになり、その分スペシャルアタックを打てる回数が増えたのだ。それは使ってみて如実に感じる。
 まだマリルリもスーパーリーグ用に更に個体値の高い奴を捕まえられる可能性はある。更に今起用しているガラルマッギョも、そこまで個体値が悪いわけではないが、もっと優れた個体値をいつか捕まえられる筈だ。
 構成と個体値厳選。その辺に地道にこだわって、どこまで行けるか? 
 限界は感じつつ、行けるところまでは行けたらと思う。慌てずじっくり。長期プランで楽しんでゆこう。