ポケモンGOバトルリーグシーズン10のMVPはファイアロー。 | 春田蘭丸のブログ

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 六月一日を持ってポケモンGOバトルリーグシーズン10終了。今回の最終成績はかなり良かったぞ。通算1765戦927勝838敗。勝ち越しを89まで伸ばした。今までの最終成績の勝ち越し数は最高が49だったので、今期は一気に40伸ばしたことになる。大幅な記録更新だ。



 最も今期は調整期間とのことで、残念ながらレーティング機能が働いていなかった。という次第で、これが本当の実力か、今回の成績だけではあまり当てにならない。運良く弱い対戦相手が重なっただけの可能性もあるからだ。今回は、あくまで参考記録ということにしておく。
 それでも嬉しいことに違いない。大満足の結果だ。
 スーパーリーグの先鋒マリルリ、中堅ファイアロー、後方ラグラージという構成も、そこそこ上手く機能したが、更に手応えを感じたのがハイパーリーグこの構成。







 先鋒クレセリア。中堅ラグラージ。そして後方ファイアロー。試行錯誤で辿り着いたこの構成が、圧倒的に勝率を上げてくれた。最初は先方にピクシー入れて、その時点でもかなり勝てていたけど、ピクシーはノーマルアタックの攻撃力が高い分、スペシャルアタック打つまでに時間が掛かり過ぎる。その割に打たれ弱い印象も感じられて、ピクシーがスペシャルアタック一回打つまでに、相手にスペシャルアタックを二回、場合によっては三回打たれて潰される展開が続いていた。それをラグラージとファイアローが補って、何とか勝ちに結びつけている感じ。これではあかん。状況打開のためにクレセリアにチェンジ。するとこれが先鋒に持ってこい。圧倒的な勝ちも滅多にないけれど、持ち技が全方位カバー出来るバランスの良さで、不利な相手も含めて大体互角。シールドも使わず後に託せる形で、結果的に競り勝つ展開が多い。育成後しばらくは、どうも使い勝手が悪く感じられて敬遠していたクレセリア。しかし特徴と使い方のコツを把握すると、成程、やはり頼もしい。打たれ強さが僕のように素早いテクニックが駆使できないプレーヤーには持ってこいなのだ。そして中堅のラグラージもクレセリアとの相性がよくて、今まで使用機会が滅多になかったのが不思議なほど、この構成の中では上手く機能してくれる。
 しかし絶対的エースはやはりファイアローだ。不利だった展開を最後ファイアローで逆転に結びつける勝ち方が、今回とても多かった。ニトロチャージを打ち重ねて相手を焼き尽くすとか。ぎりHPを残してブレイブバードで一気に大逆転とか。勿論それはカタルシスここに極まる最高の勝ち方だ。個体値ほぼ満点のファイアローを敢えてMAXまで育成せず、最高の相棒に仕上げてCPブースト掛けて起用している。或いはMAXまで育成した個体値満点のファイアローより優れているかもしれない。その分、同じくCPブーストを掛けないと最高の状態で起用できないブラッキーと両立させられないのは、ちと残念ではあるが。ファイアローとブラッキーは相性かなり良い気がするので尚更だ。しかしブラッキーを活かす為に最高の状態に仕上がったファイアローを敢えて一段下げる気には到底なれない。今後も当分ハイパーリーグのエースとして君臨してくれそうだからだ。
 という次第で今期シーズン10のMVPはマスターリーグのファイアロー。文句なし。ニトロチャージを打つかブレイブバードか、相手との駆け引きもスリリングで、起用して純粋に楽しくもある。余程のことがない限り、今後もハイパーリーグでファイアローは外せないだろう。
 最も同じハイパーリーグで、一時期かなり高い勝率を稼いでくれた先鋒ギャラドス、中堅アローラベトベトン、後方ギラティナの構成が、ある日を境に急に勝てなくなったように、いつしかファイアローが上手く機能しなくなる日も来るかもしれない。その時、苦労して育成したのに全く使い道がなく今は眠っているポケモンが、代わりに活躍するようになるかもしれない。例えば今だとフリーザとか。
 その為にも、活躍させる機会が今はなさそうなポケモンも、個体値が高くバトルリーグ向きのポケモンはせっせと育成に励むとしよう。要は多様性がポケモンGOの世界も可能性に結びつくのだ。
 だけどあれほど重宝していたギャラドスとアローラベトベトンとギラティナを、考えてみれば今は一体も起用していないとは……ポケモンGOの世界の諸行無常感も味わい深くある。