ポケモンGOバトルリーグseason 10のMVPはブラッキー。 | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 三月一日を待ちましてポケモンGOバトルリーグseason10終了。最終日のその日は、通常ならばワンセット5試合を計5セット、つまり計25試合が一日の上限のところを、特別に20セット、計100試合に上限が引き上げられていた。
 一日100試合の上限なんて、ほぼ無制限のようなものだ。偶々その日は、およそ二十日ぶりの公休日に当たっていて、ここは一つ、丸一日がっつり勝負してやろうと挑んだ。前season、前々season、僕としてはかなり良い最終成績を残せた。それに比べて今seasonは今一つ調子に乗れなかった。それでも最終日の前日には何とか2300台にまでレーティングを回復させていたので、最終日で更に良い成績を上げることで、何とか前season、前々seasonと同程度の最終成績にまで持って行きたかったのだ。
 しかし結果は惨敗。最終日は一番得意とするハイパーリーグで集中的に参戦したが、気負いが空回るばかり。ちっとも波に乗れない。久しぶりの休日も、これではストレス溜まりまくり。ちっとも骨休みにならない。試行錯誤の末に見つけた、そして実際、終盤にかなり良い成績を上げてくれた、先鋒クレセリア、中堅アローラベトベトン、後方ブラッキーという構成が、なぜか最終日に脆く崩れたのだ。この構成で終盤ぎりぎりにレーティングを上げて、これなら最終日で、或いは前seasonと同じ成績まで引き上げられるのじゃなかろうか?……と野心も芽生えかけていたが、肝心のその構成が崩れては、もう、どうしようもない。あれこれ試行錯誤して、先鋒をギャラドスに変更することで何とか最後に少し持ち直したが、それまでに大きく負け越していたから、今更それは焼石に水。レーティングも結果2237にまで落ち込んで終了。これなら最終日は参戦を控えて、最終レーティング2300台で終えた方が、まだ気分的によかった。なぜ久しぶりに取れた公休日を、こんなにストレスまみれで過ごさねばならなかったのか、我ながら虚しい。この虚しさを乗り越えたその先に、僕のポケモンGOトレーナーとしての栄光はあるのだろうか?
 結局ポケモンGOバトルリーグseason 10の最終結果は、総対戦数1515。773勝 742敗。貯金31。前回、前々回が、共に貯金49で終了しているので、大幅に後退だ。
 今期の敗因理由は、出没するポケモンの変化に対応し切れなかったこと。環境が著しく変化しているのに、それまで確実に勝ちを重ねていた構成に拘り過ぎたのだ。特に今期はハイパーリーグのトドゼルガにやられた。一見地味な存在なので長々とノーマークだったが、このトドゼルガが、ずっと拘っていた先鋒ギャラドス、中堅アローラベトベトン、後方ギラティナの構成に悉く刺さる。やたら出没率が高くなっていたトドゼルガが、実は拘っていた構成に驚異となっていることに気づくのに時間が掛かり過ぎたのだ。



 更にはファイアローの存在も脅威。打てば確実に自分の攻撃力をアップさせるニトロチャージと、自分の防御力のダウンと引き換えに相手に多大なダメージを与えるブレイブバード。この二刀流のスペシャルアタックに翻弄されて、無駄にシールドを使わされたり、逆にシールドを使わず多大なダメージを与えられたり、良いように翻弄されてしまうのだ。
 現在ファイアローに関してはハイパーリーグ用に、かなり理想値に近いそれを育成真っ最中。次期season途中には育成を終了して参戦ささられるかと思う。最も、ファイアローを効果的に活躍させるにはかなりのセンスが必要と感じるので、僕に使いこなせるかは些か心もとないが。



 あと構成ばかりに拘っていても駄目だと今seasonは改めて思い知らされた。やはりバトルテクニックもマスターしておかないと、ある程度以上には上がらない。
 特に交代のタイミング。ある程度のレベルに上がると、皆、惚れ惚れするくらい絶妙のタイミングで交代を駆使してくる。相手がスペシャルアタックを打つタイミングでの交代。どれだけこのタイミングで悔しい思いを味合わされたかしれない。僕も真似してやろうと思うが、どうも僕には上手くタイミングを計れない。タイミングが早すぎて軽くあしらわれてしまったり、遅すぎて結局シールドを使わざるを得なかったり。このタイミングさえマスター出来れば、もっと勝率も上げられる筈なのにな……と悔しく思うばかりだ。
 それも含めて、やはり若い人にはこういうゲームも敵わない。対戦相手の年齢はもちろん分からない。しかし見事にテクニックと反射神経で翻弄されると、きっと対戦相手は若者なのだろうと想像してしまう。鋭敏な感覚と反射神経を持つ若者には、土台この手のゲームも敵わないのだ。
 今期season 10のMVPはハイパーリーグのブラッキーに与えておく。どうにも勝てない状況に焦れて、まだ育成途中でギラティナから交代。試しに使ってみたが、かなりの活躍で立て直しに貢献してくれた。育成途中であれだけの活躍を見せてくれたブラッキー。今は完全に育成も完了したので、来期以降の活躍に大いに期待している。その期待も込めて、今期はブラッキーにMVPを与えたい。何と言ってもハイパーリーグで起用するのに理想的個体値を持っている我がブラッキー。苦労して育成した甲斐のある、それに見合った活躍を今後もきっとしてくれる筈だ。



 最後に一つ、バトルリーグの参戦数が一日上限25試合に設定されているのは丁度よい塩梅と思う。上限がほぼ撤廃された最終日に熱くなって、いつまでも対戦を繰り返した自分を顧みて、つくづくそう思う。割とこの手のゲームは熱くなり過ぎて、往々に依存症になりがち。しかし一日25試合の制限があれば、否応なくその日はゲームから離れられる。基本的には健康増進に寄り添うゲーム。バトルの上限設定も良心的で、如何にもポケモンGOらしい。