四行詩.283 | 春田蘭丸のブログ

春田蘭丸のブログ

願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 隔離された閉鎖病棟で
 諦めきれず叫ぶ求愛の念。
 この世は夢と悟りなさいと
 鉄格子の向こうに蝶が春を告げども。