感じるだけの君。 視界から少し外れたところに絶えず感じて、 だけど姿を見ることは叶わない君が 術もなく陥ってしまった僕の絶望の象徴。 疲れた疲れた探すのも疲れたよ。 感じるだけの君は 新たな希望を与えてくれるどころか、 更に生気を奪い取り 泣き出す一歩手前の夜へ陥れる。 羽根が生えている気がする君は しかし僕の天使にはなってくれない。 救済へ導いてはくれない。 絶望は前提として せめて鈍感になれたらな。 今更もう君の気配を感じたくないんだ。