浅田真央も気づけば、もう24歳なのか。 | 春田蘭丸のブログ

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 現役復帰を発表した浅田真央って、いつの間にか、もう24歳になっているのか。安藤美姫と浅田真央が立て続けに注目を集め始めた頃、僕も些かフィギアスケートの世界に興味を持っていたので、二人のその後の歩みは、なかなか感慨深いものがある。真央ちゃんは暫く休んだ後、また復帰する予想は僕も漠然と抱いていたので、今回の現役復帰の発表に、さほど驚きはない。今後もう結果を出せなくても、真央ちゃんの場合は極端な悪意やバッシングに曝される事なく、特別枠という形で、温かい目で見守って貰えそうな気がする、あのキャラクターならね。
 そもそも真央ちゃんって、芸能界にはどう考えても不向きだよね。バラエティ番組で気の利いたボケをかませるわけもなかろうし、ニュースキャスターとして番組を仕切って進めてゆくのも無理っぽい。口の悪い飲み友達のおばはんが、「あの娘って、あんまり頭は良さそうじゃないよね」って、そのインタビューでの受け答えとかを評して斬っていたけれど、実は僕も、真央ちゃんって、単なるスケート馬鹿なのでは?……と思う事がしばしばある。あのキャラクターで皆から愛されているのだけれど、よくよく考えてみれば、24歳にしては雰囲気が少しおぼこすぎるような気がしないでもないのだ。それは、年齢を超越した図々しいおばはんパワーを全開にしている安藤美姫とは対極のピュアネスだ。
 しかし、こういうピュアネスを何時までも維持している存在が往々にして抱えている危うさを、どうも真央ちゃんも持っていそうな気がしないでもない。一途にスケートに打ち込んでいる間は良いのだけれど、いつまでも現役でいられるわけではない。現役を引退した後、一気にバランスを崩して精神的に不安定になり兼ねない、そんな危うさをそのピュアネスな雰囲気の中に秘めているような気がするのだ。
 単に僕の思い込みに過ぎないのかも知れないけれど、もしもその危惧が当たっちまったその時は、舞お姉ちゃん頼んだぜ。妹の存在をしたたかに利用して、散々おもしろ楽しく生きて来たのだから、いざとなったらその胸で妹の事を受けとめてあげなよ。いたずらにおっぱいばかり大きくしていないで、素朴な妹はいつの日か、下世話で活発なお姉ちゃんの存在を心から頼る日が来るかも知れないのだから。
 てゆーか、お姉ちゃんのあの乳は凄いよな。僕もあの乳に甘えたい。

 という次第でカーペンターズ『トップオブザワールド』。 
https://youtu.be/Q8AM356TXZ4
 いや、結局お兄ちゃんは不安定に揺れ動く妹のピュアネスを受けとめ切れなかったけれど、お姉ちゃんには受けとめてあげて欲しいな……という願いを込めて。だって、あの天然印の素朴な真央ちゃんが、カレン・カーペンターみたいな末路を辿ったら、あまりにも哀し過ぎるじゃないか。