ポセイドン・アドベンチャー。その4 | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 最後に観たのが30年ほど前なので、細かい内容はもう覚えていないけれど、転覆して今は床になった天井に留まり救出を待つ事を選んだ集団から別れて、船底を目指して懸命に上ってゆく小グループのメンバー全員のキャラクターが非常に立っていて、今も記憶に残るのはその人間模様だ。お喋り好きのあの素朴な婆さんとか、ませたガキとか、あの辺の人物が、何だかとても懐かしいな。