最近テレビのニュースなどで、「性的マイノリティー」「LGBT」というワードをよく耳にするようになりましたよね…
 
ただ都会に比べて地方では、なかなか「LGBT」の方への配慮と言いましょうか、そのような誰もが暮らしやすいようにする対策が遅れているという側面って否めませんよね…

 

でも、長野県、ついに動き出しました!!(少し前の記事になりますが…)

 

いま、新築中の「(県立)信濃美術館」に性的マイノリティーを抱える方向けのトイレが設置されるようです。

 

全面改築の県信濃美術館 LGBT配慮しトイレ設置へ

 
 県は14日、全面改築する県信濃美術館(長野市箱清水、休館中)の館内に、性同一性障害などの性的少数者(LGBT)や小さな子ども連れの人が入りやすいトイレを3カ所設置すると明らかにした。県施設課は、県有施設の既設トイレでLGBTに配慮したものは把握している限りない、としている。
 
 新美術館は地下1階地上3階建てで、LGBTの人ら向けトイレは3階を除く各階に1カ所ずつ設ける。大人用と子ども用の便座を配置した個室とする。案内板はピクトグラム(絵文字)で男女や子どもを表し、誰でも使いやすい表示を検討中。この他各階には男性用、女性用、車いすに対応した障害者用を設ける。
 
信濃毎日新聞HP 2019年6月15日付電子版
LGBTの方向けのトイレの導入には、様々な意見がありますが…僕は、新しくなる美術館にそのような設備が導入されるのはやはり時代の流れに応えてのものなのかなと感じますね。

 

いま、人口減少、少子化、地方創生…などなどネガティブなワードが沢山叫ばれていますが、地方創生を促進するためにも、むしろ地方にこそ多様性であるとか、ダイバーシティーであるとかそういったことを率先して進めていく必要があると感じます。

 

ダイバーシティーとかを大切にする地方都市は長期的にみて持続的に発展し、その都市の住環境や観光における都市力や魅力度が上昇するでしょう。

 

僕は、ダイバーシティーの推進や、女性の社会進出や子育てが両立できる或いは、男性の育休の取得しやすい環境の整備によって、人口減少を抑制できるのでは…と考えています。

 

長野市のみならず、長野圏そして長野県にはそうなって欲しいですし、中長期的に見て持続出来る地域になって欲しいなと…
そして、地方間の競争が激しくなる中で長野圏や長野県が勝ち抜くことが出来るような強い長野県になって欲しいですね!

 

あと、美術館は信州観光の魅力の一つ。訪日外国人も利用しやすいように、QRコードを活用したアリペイなどのモバイル決済や、Suicaや楽天Edyといった電子マネーといったキャッシュレス決済で入館料等が支払えるようなシステムが導入されればな…と個人的には感じています^^