昨日の岡田昭雄千曲市長のツイートより…

現在、国道18号線坂城更埴バイパス(正式には「上田篠ノ井バイパス」の一部)の千曲市稲荷山地籍-長野市篠ノ井塩崎地籍間が建設中ですが、この区間では千曲市と長野市の境目には山があり、トンネル掘削が進められていましたが、この程、稲荷山トンネルが貫通しました!!

いま建設中の国道18号線バイパスは、8年後の2026年の開通が見込まれており、千曲市西部から長野市へのアクセスが改善するものと思われます。

 

しかし、長野市篠ノ井塩崎附近-千曲市屋代交差点附近間や坂城町-千曲市間は未だ着工されておらず、完全4車線での全線開通にはまだまだ時間が掛かりそうですが粘り強く取り組んで頂けたら…と願って止みません。

 

新潟県村上市、福井県嶺南地方、山梨県上野原市付近、長野県南信を直線で結んでみると、長野市は地理的上で甲信越北陸地方のほぼ中間地点に位置し時間的、距離的にもこれらの都市と均等な時間で結べる上、北陸新幹線も全列車停車する中核都市である。まさに甲信越北陸地方の行政・経済を牽引する中心拠点都市であると考えます。

 

長野市や坂城町、上田市とも連携を上手くとり、甲信越北陸地方の中枢拠点都市の一つとして飛躍する千曲市になって欲しいですし、また長野市や須坂市などとともに甲信越北陸地方のヒト、モノ、カネ、国際化、情報の流れの交差地点としての拠点性が向上し、行政や経済の活動が更に活発になることに期待したいと思います。

 

千曲市には首都圏、中京・関西圏、北陸圏を結ぶ高速道路のジャンクションがあり、将来、中部横断道や中部縦貫道などが開通すれば、山梨県や飛騨濃飛ともシームレスかつ短時間で移動できるようになるので、あとはいかに18号バイパスとどう連携していくのか検討して頂ければ…と考えます。

 

また、18号沿線都市だけが良くなるだけでは、長野圏域の都市力や拠点性は向上しません。長野と松本を結ぶ国道19号は天候に左右されやすく通行止めもしばしばあると聞いています。長野市-松本市-飯田市の移動の流れも改善できればいいなと思います。