私が
向精神薬の減薬を始めた頃
(私はまだ
 ブログを始めていませんでしたが)


参考にさせていただこうと
読ませて頂いてた

漸減法で減薬を進めてらっしゃる
先人の方々のブログに


 減薬終盤にきたので
 ジャンプする


という言葉が

時々
飛び交っていました。









減薬も終盤の頃
減薬達成率85%だったとしたら

残り15%を漸減せずに

 一気に
 ジャンプしてゼロにする

という手法が
時々用いられていて

その手法を実行に移すときに
使われていた言葉でした。








当時の
アシュントンマニュアルにも

 減薬終盤は
 だらだらと減薬期間をのばしても
 
 離脱症状で苦しむ期間が
 のびるだけなので

 最後は一気にゼロにして
 あとは回復を待ったほうがいい

という趣旨のことが
書いてあった記憶があるので

その言葉を参考にした先人方も
多くいらしたのかもしれません。


[追記]
 今現在はアシュントンマニュアルに
 どのように記載されているのか
 未確認のため
 この一文は削除しようかとも思いましたが
 そのまま投稿することをお許しください。










実際にこの考え方は
一理あると私も思います。

(苦しむ期間を短くできる
 場合もある)






この手法で減断薬し
(終盤近くまで漸減法
 最後○%残して一気に断薬)

断薬後 
ある程度激しい離脱症状が出たものの

その後は少しずつ治まってきて

無事に回復していかれた先人方も 
いらっしゃいました。








では
なぜ今

その手法を用いる人は
ほとんどいなくなったのか?


それは
この手法が


 人によっては
 かなりリスクのある手法


であることに多くの人が
気がついたからだと私は思います。












ここまである程度
順調に減薬を
進めてきたようにみえたのに

ジャンプしたあと
ブログの更新が途絶えてしまった方

覚悟していたはずの離脱症状に
堪えられずに再服用し
減薬をやりなおした方など

人によっては
明暗を分けるかたちになることを
 
私自身も

何人かの先人方の事例から
学びました。










何故このようなことを
書いているのかというと

私のように微量の薬の増減で
離脱症状が出てしまう体質の人は


 身体の声をききながら
 慎重に減薬を進めることが

 結局は最も最短で
 減断薬生活を終えることができる

 (それでも人によっては数年)


つくづく思うようになったからです。



 何度も書いているように
 一気断薬や急減断薬が大丈夫な
 体質の方もいらっしゃるみたいです。

 でも、それは実際にやってみるまでは
 分からない
 
 というのが何とも
 悩ましいところだと思います。









つまり


 ある程度の離脱症状とは
 上手に付き合って
 いかなければならないが

 日常生活に
 支障をきたすような
 
 激しい
 離脱症状は発症させない


というのが減断薬成功の鍵を
握っているように思います。








私自身はというと
情けないことに

こちらのブログ記事でも
書いているように

失敗やミスを重ね

激しい離脱症状を
発症させてしまったがために

かなり遠回りをする羽目に
なってしまいました。






だから

「私の二の舞を踏んでほしくない」
という気持ちで

このシリーズの減断薬ブログ記事を
綴ってきました。













話は
戻りますが

そんな
私だからこそ

最後の最後にジャンプ
薬をゼロにすることは

かなり危険なことだと
自覚していました。






次に激しい
離脱症状を発症させたら

生きていける
自信もありませんでした。






離脱症状を抑えるために
再服用したとしても  

断薬まで持ちこたえる
自信もありませんでしたから

何年かかろうとも
最後まで慎重にと言い聞かせて

減薬終盤を
過ごしていました。








































 











薬害で

苦しむ人が

いなくなる日がくることを

祈っています。




















最後まで 
読んでくださって
ありがとうございました。