前回のブログ記事に

書いたように私は


ベンゾ系睡眠薬のブロチゾラムを

2週間ごとに4分の1ずつ減らし


たった2ヶ月で減断薬してしまい

激しい離脱症状を発症しました。



 当然かもしれませんが数ヶ月

 絶不眠も経験しました。











幸い

半年後には


ある程度

離脱症状がおさまったので


最後のベンゾのフルニトラゼパムの

減薬にとりかかりました。









でも


私はまたしても

やってしまったのです。














私と同じフルニトラゼパムを

1日1%ずつ減らし

 

100日で減断薬した方のブログを

お手本に減薬を進めたのです。








さすがに


100日で

というスケジュールは


私には

厳しいかもと感じたので


ゆっくり1年くらいかければ

大丈夫だろうと思い


月に10%ずつ

減らしていこうと思いました。








でもこれが

大きな間違いだったことに

あとあと気づくことになりました。









そもそも

減薬の原則は



 離脱症状などの

 身体の声を聞きながら


 微量調整しながら

 臨機応変にすすめていく



というのが

セオリーといわれています。









でも私は

この原則を無視して


どんどん離脱症状が

またひどくなり


身体が

悲鳴をあげているのに


毎月10%ずつ減らし続けて

減薬開始7ヶ月半で


むりやり75%まで

減らしてしまったのです。










何とも愚かな行為だったと

反省しています。








そして

このときも


たくさんある情報のなかから

また

 

自分にとって 

都合のよい情報


を無意識に選択していたことを

後から気がつきました。





 減断薬に成功された

 たくさんの先人の方々のブログに


 目を通したはずなのに

 私が選択したのは


 数年かけて

 減断薬された方のブログではなく


 たった100日で

 減断薬された方のブログだったのですから。







 











100日で減断薬された

この先人の方は


その後も

お元気そうでしたので


きっと


この減薬ペースでも大丈夫な

体質の方だったのだと思います。








対して

私のほうはというと


日に日に離脱症状がひどくなり

新たな離脱症状も発症して

 

離脱症状のオンパレード状態

となってしまいました。






そして日常生活も

ままならなくなっていき


横になって過ごす時間が

増えていきました。






肝心の

減薬のほうも


ほんとに僅かな量を

減らしただけでも


身体が

反応してしまうようになったため


全くすすめなく

なってしまいました。



 3ヶ月の長期ステイのあと

 少しすすめてみたら


 すぐに離脱症状が激しくなり

 とても絶望的な気持ちになりました。












人間も動物も

失われた部分を修復し


バランスをとりながら

回復していく


という

回復のメカニズムからすると


ある程度の離脱症状は

受け入れるべき


だと

私は思っています。








でも

私のように


回復までに

かなり時間がかかる


激しい離脱症状を

発症させてしまっては


元も子もない

ように思ったりします。








実際のところ

減薬のセオリーに則り


身体の声に

耳をかたむけながら


慎重に

減薬を進めた方が


最後の向精神薬を

だいたい2年前後で


断薬という節目を

迎えることができた方が多かった


のに対し


前半に

身体の声を無視して


どんどん減薬を

進めてしまった私のほうは


最後の向精神薬のフルニトラゼパム

の減断薬だけで


4年間も

かかってしまいました。

(トータルの減断薬期間は、6年間です)











“急がばまわれ”


昔の人はうまいこと

言ったもんだと思います。








また

それと同時に


かなり遠回りをしてしまった

こんな私でも


断薬という

節目を迎えることができ


あんなに辛かった

離脱症状も


まだいくつかの症状は

残っていますが


ひとつ


またひとつ



和らぎ

消えていった事実に


私自身も驚いています。









人間がもつ



回復力に



ただただ 感謝 🍀



 






















ベンゾジアゼピンを含む


向精神薬で


苦しむ人が


いなくなる日がくることを


祈っています。



























最後まで

読んでくださり

ありがとうございました。