今日が最後かも | 〜我が家の場合、私の場合、娘の場合〜

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ワーママの私の子育て
国際結婚 日本より日本人みたいな夫
我が家の衣食住について

父は末期がん

脳に転移が見つかった。 



その後、脳梗塞になり

意思の疎通を取ることが

出来なくなった。




面会へ行く時は

今日が最後かも知れない

という思いが

駆け巡る。




父の胸に

耳を当てて

父の鼓動を聞き

父の胸で泣く。



『ありがとう』

を伝える。



何度言っても

足りないだろう。



夫と娘と面会へ行った際は

それぞれの声に反応して

ぼやけて

見えているのだろう。



声の聞こえてくる方を

見つめていた。 


夫からは

最後の時があることを

心しておく様に言われた。



わかってはいるけれど

簡単ではないことを

実感する。



病院からの着信に

動揺は隠せず

足から崩れた。




連絡は

病室を変更する

連絡だったから

尚更だった。




本当に

最後の連絡が入る時

自分はどうなるのか

想像が出来ない。



たった2日だったけれど

急激に痩せた気がしたし

1日、1日

その日が近づいているのだと

感じている。




今日が最後かも

今日が最後かも

今日が最後かも...



一時泣くことはなかったけれど

また溢れ出す涙。