半月ほどWEBにあまり接触できない環境におり、ご無沙汰してしまいました。
その間に、白泉社の方針変更については、
当ブログの「白泉社が変わった話」をtwitterでご紹介下さる方がいらしゃり、当ブログにも私の外部ブログにも、びっくりするほど沢山の方にご訪問頂いたり、
ネット上で、沢山の方が様々な活発なご意見をかわされるようになったり、と
大きな動きがありました。
状況の変化にとても喜ぶ一方、私はすっかり出遅れてしまいましたorz
でも、私のブログを読んでいただくこと自体もとても嬉しいことですが、
ブログを書いた一番の理由は、
この問題を知っていただいたり、それぞれのご意見を発信していただいたりして頂けたら、ということなので
私がもたもたしてる間に、沢山の方がSNSなどでその願いを叶えて下さって
とてもありがたく思っております。
ところで、私のブログは2016年以降の白泉社の方針変更に特化して書いていますが、
「それ以外の変化や要因についても書くべきでは」という旨のご意見を複数頂きましたので、
外部ブログの方で記事を追加しました。
(アメブロとは大分テイストの違う固い文章です・・・)
問題が発生した場合、多くは「対症療法」と「原因療法」のどちらも必要です。
生活習慣病にはジョギングや食生活改善が必要だけど、重篤な心疾患がおこったらまず緊急手術をしないと明日がない。でも手術しても生活を改めなければ再発する。
漫画界は生活習慣病の無数の課題を抱えています。
私は「課題が無数にある中で、今緊急手術が必要なものを指摘した」認識でいたのですが、
そのあたりの説明を書いていなかったので、
ご不快を与えてしまいました方々、申し訳ありません。
例えば、2015年以前の方針変更で大きな痛みを感じた方にとっては、
その変更や痛みが「なかったこと」にされるようでお辛かったかと思います。
漫画界の抱える課題は、質的量的に極めて膨大で、当ブログで扱い切れません。
なので極めて中途半端且つ入口までの話しかできず恐縮ですが
(そしてそれが、今まで私のブログで扱わなかった理由ですが、全く書かないと却って不適切と分かりましたので)
外部ブログ「白泉社ほか少女漫画界の変遷のこと」で書きましたので、ご興味持たれました方、よろしければご覧ください。
課題について考えるとき、ネガティブなことに目を向けなければならないことがありますが。
課題の多い時代にも頑張ってくださる方々がいて、全盛期とされる時代にも課題はありました。それは一般社会と同じかと思います。
素敵な作品を楽しみ評価し、一方で治療すべき課題は治療し、
より良い方向へ向かっていけたら、と思います。