一二三神示 鎮守会

2024(6)2/6

第26巻13帖~15帖

270号

 

ひふみ神示 第二十六巻 黒鉄の巻(クロガネの巻) (昭和25年1月22日 - 10月18日)(全39帖)

 

第十三帖(六三一)

理屈で進んで行くと、しまひには共喰から、われとわれを喰ふことになるぞ。神様を真剣に求めれば、神様は人間様を真剣に導いて下さるぞ。結構に導いて下さるぞ。悪を意志して善を理解すること許さんぞ。悪を意志して善を理解せんとするのが悪ぞ。善を意志して悪を理解せんとするのも悪ぞ。悪を意志して悪を理解する処に、善としての悪の(はたらき)うまれるのざ。幽界も(また)神のしろしめす一面のこと。(一月二十二日)

 

第十四帖(六三二)

悪の総大将は奥にかくれて御座るのぞ。一の大将と二の大将とが大喧嘩すると見せかけて、世界をワヤにする仕組、もう九分通り出来てゐるのぢゃ。【真の理解に入ると宗教に囚はれなくなるぞ。形式に囚はれなくなるぞ】真の理解に入らねば、真の善も、真の信も、真の悪も、真の偽りも判らんのぢゃ。今にイワトひらいてあきらかになったら、宗教いらんぞ。政治いらんぞ。喜びの歌高らかにナルトの仕組、二二(ふじ)にうつるぞ。(一月二十二日)

 

第十五帖(六三三)

人間を幸福にするのは心の向け方一つであるぞ。人間はいつも善と悪との中にゐるのであるから、善のみと云ふこともなく悪のみと云ふこともない。内が神に居りて外が人に和し、内が霊に居り外が体に和せば、それでよいのぢゃ。其処に喜び生れるのぢゃ。神から出た教なら、他の教とも協力して共に進まねばならん。教派や教義に囚はれるは邪の教。豚に真珠となるなよ。天国の意志は人間の喜びの中に入り、幽界の意志は悲しみの中に入る。(一月二十二日)

 

 

解説

・・・悪を意志して悪を理解する処に、善としての悪の用(はたらき)うまれる・・・

 

・・・悪の総大将は奥にかくれて御座るのぞ。一の大将と二の大将とが大喧嘩すると見せかけて、世界をワヤにする仕組・・・

 

・・・【真の理解に入ると宗教に囚はれなくなるぞ。形式に囚はれなくなるぞ】・・・

 

・・・人間を幸福にするのは心の向け方一つであるぞ・・・

 

・・・天国の意志は人間の喜びの中に入り・・・

 

・・・幽界の意志は悲しみの中に入る・・・