背の高いヒールを追い越して | 能動的三分間

能動的三分間

わんわん

ねーむたー

4時間しか寝てないー


あー





なんだろうなあ

すれ違った温度のまま
交わらない匂いのまま
もはや別々の決められた逃れられない道を歩いて
思ったのは
重ね合わせたあれらはなんだったのだろう

新しい風を見た

知らない風だった

それらはもう
触れ合うことはないんだろう

瞬時に悟った
導かれた

生ぬるいことに
なんの意味もないんだなあ


気づいてしまったあと
さみしいとか悲しいとかじゃなくて
そういう一切の感情じゃなくて
無になった自分に

愛の終わりを見た











これ似合うと思うんだって
買ってきてくれた服
いつもいつもありがとうで
締められる手紙

あんなにもあんなにも
怖がってた僕は 今
こんなにもこんなにも
愛を歌えるよ

愛しているよ 愛しているよ
だって目を閉じ耳を塞げばほら君が笑うから
離れてしまって もう会えなくても
君はいきてるんだ

これ美味しいんだよって
半分残されたケーキ
よれよれの字の中に今日もお疲れ様

あんなにもあんなにも
笑えなかった僕は もう
こんなにもこんなにも
弱さを抱きしめた

愛していたよ 愛していたよ
だって目を閉じ耳を塞げばほら君を思い出せる
離れてしまってもう会えなくても
僕はいきてるんだ


この歌は願い 君を願う僕の歌
プラスにもマイナスにも
もうなり得ない僕らの歌
ゼロのまま 少しも変わらないまま
幸せを願うだけの歌




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