みなさま、こんばんわ
東京とニューヨークのデュアルライフを目指す
外資系コンサルタントのHarryです
街ゆく人、おしごとでご一緒した人の中で、思わず観察してしまう女性がいます。
着こなしや所作が上品な人
女性らしい柔らかな物腰なのに主張がハッキリしていて、かつ相手に不快感を与えない人
自分よりも自由度が高い人
昨年秋にアメリカ西部に旅行した際、
フェニックスからサンフランシスコに向かう国内線で出会った女性について書いてみたいと思います。
黒のヨガパンツにタンクトップ、ビーサンにサングラスで西海岸らしいカジュアルなファッションだったお隣の女性。
ヘアスタイルはアナ・ウィンターのような金髪ぱっつんボブ。
パッと見暖色系なのですが、いろんな色の糸を編み込んだような布製のくたっとしたバッグ。
そのバッグにはいろんなモノがポンポン放り込んであるようで、彼女の扱い方も結構ぞんざい。
ビーサンを履いた足で前の座席下に押し込んだ布バッグをゲシゲシ踏んづけてました。
間違いなく「自分よりも自由度が高い」タイプで、挙動が気になり始めるわたくし
DELIで買ったのであろうドギーバッグに、中華風焼きそばと、ナスとお肉の炒め物がみっしり詰まっていて、
それをせっせと食べながら、合間にペットボトルの水を飲み、さらに布バッグから本を取り出して読み始める彼女。
とにかくせわしなく同時並行でいろんな動作をこなすのです。
あんまり不躾にならないようチラチラ観察していましたが、
食べ読みをし始めた時点で、もう、わたくしの興味は最高潮
その本の扱い方もまた自由すぎて、「はぁ~~っ」となったのです。
なぜなら、その分厚い本はドッグイヤーだらけ。
表紙や角も、くたくたの布バッグに適当に放り込まれていたダメージを受けてヨレヨレのくたくただったのです。
ノートはガシガシ書き込んで使い込む一方で、本に書き込みやドッグイヤーができないタイプのわたくし。
いつもポストイットでマーキングするわたくしからすると、
このドッグイヤーの多さと読み込んでいる感満載の本の有りように、目がになりました。
しばらくすると、ドッグイヤーがいっぱいついている理由がわかりました。
彼女が途中で席を立ったとき、読んでいたページを半分くらいがっつり折り込んだのです。
栞代わりなんだ、とわかって、また「はぁ~~~っ」となるわたくし。
栞がなければページを折る
なんて合理的(でも、できない・・・)
彼女のおかげで、2時間のフライトがワクワクしっぱなしの時間になりました。
そして、彼女がページを折りまくってボロボロになるくらい愛読していた本が、Jane Greenの「The Beach House」。
どうも海外の書評サイトを見ると「Writing is so poor.」みたいな酷評が目立つのですが、
まずは自分の目で読んでみたいと思って、検索かけたらしっかり港区図書館にあるという奇跡
ただいまチャレンジ中です
そして、大晦日の高島屋S.C.でたまたまこの本と同じネーミングのハンドクリームを見つけるという奇跡
Urban Rituelleの「Beach House」。
オーストラリアの高級フレグランスディフューザーメーカーだそうで、
香水並みに香りが強いのですが、すごくいい香り
ロータスとホワイトムスクの香りが今の気分にはピッタリ。
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2019年は、こんな感じで本とハンドクリームの取り合わせを楽しむ贅沢を味わっています。
それでは、また。