そうだ『ハーブを育てよう!』・・・・アフリカンブルーバジル?
日々暮らしている中で、「食」が充実していることはとても重要なことです。
ガーナでの暮らしで、不満というか、ワガママを言わせていただければ、
「食」の種類があまりに少ないということです。
自炊しない限り、「食」は、基本、ガーナ料理ということになります。
ということで、ガーナ料理に飽きた時は、自炊します。
『ハーブ』があればな!と時々思います。
ドライは入手できますが、フレッシュはなかなか難しいです。
『無ければ、作る、育てる』が少し身についてきました。
ということで、今回は『ハーブを育てよう!』がテーマです。
いつもの園芸屋さんに行きました。
オーナーのお兄さんに何か「ハーブ:HERB」は無いか聞いてみました。
ここで苦戦です。
思ったとおり、「ハーブ:HERB」がうまく通じません。
発音が悪い?せいでなかなか「ハーブ:HERB」を聞き取ってくれません。
結局は「H E R B」とスペルを言って、
「あぁ、ハーブ:HERB ね! あるよ!!」
という感じになります。
お兄さんは、
「ハーブ:HERBはあるよ、これだけだけど、
ミントだよ。
M I N T (スペルを言ってくれた)」
あぁ、ミントね。
でも、ミントにしては「葉」が違うんじゃないか?と思いつつ、
2人で香りをチェックし合う。
お兄さんは「だろ!、ミントだろ!」と言わんばかりですが、
ミントにしては「香り」が違うんじゃないか?と思いつつ、
シソ系のハーブであることは間違いないし、コレしかないので
2株GETしました。
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帰宅しました。
まずは、コレは何のハーブなのかチェックです。
花と葉の形状から、
ミントではなく、バジルではないか?!
ということで、ド素人目で、現時点では、
『アフリカン・ブルーバジル :African blue basil』
ということになりました。
参考>みんなの花図鑑:動く!!花図鑑:動画も回転も自由自在>
アフリカン・ブルーバジル [African blue basil]
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バジルはシソ科の植物
「アフリカンブルーバジル」の名前からしてアフリカのバジル?と思いきや
なんとアメリカ合衆国オハイオ州にある育種場での偶然の
■ダークオパールバジル(Ocimum basilicum 'Dark Opal')と
■カンファーバジル(Ocimum kilimandscharium)
の交配によって、誕生したようです。
カンファーバジルは、東アフリカ・タンザニア原産で、
カンファー(独語で、樟脳)の香りがする草丈2mにも育つ大型のバジルで、
比較的寒さにも強く0℃まで耐えられるところが他のバジルにない強みとなっている。
ということで、交配種の名前に、「アフリカン」がついたのでしょうか?
しかし、このハイブリッドは「タネが出来ない」ので、発見者のピーター・ボルヒヤルトは、
cuttings(さし芽)で殖やし、今では人気商品とまでなっている。
※バジルの和名:メボウキ(目箒)の名称は、
黒く丸い種を水侵すると表面がゼリー状にふくらみ、
これで目に入ったゴミを取ったことから、のようです。
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露地植えではなくコンテナにしました。
花が終わった箇所は、種が出来ていそうだったのでチェックです。
!種:タネですね!
しかし、 「アフリカンブルーバジルはタネが出来ない」
とありました。・・・・・・???
また、 「黒く丸い種を水侵すると表面がゼリー状にふくらみ 」
とありましたので、すかさずチェックです。
タピオカみたい!?
これで目に入ったゴミを取ったということで メボウキ(目箒)
と名付けた、昔の日本人天晴れ!です。
まとめ:
■香り=甘いバジルの香り。樟脳とは違います。・・・・よって、「カンファーバジル」ではないです。
■ 種1=できました。植えました。・・・よって「アフリカンブルーバジル」ではないです。
■ 種2=水分を含むと種の周りがゼリー状に膨らみます。・・・よって「バジル」の品種である。
■ 葉 =ギザギザが少なく、葉脈の紫も少ないです。
ということは、「ガーナ★バジル」ということでしょうか!?
難しいことは、置・い・と・い・て・・・・・
今後、葉がたくさんできたら、フレッシュな葉で
『ジェノヴェーゼソース』を作って、あのガーナの細いパスタや
ジャガイモではなく「ヤム芋」で食したいと思います。
新年2018年早くも「食」の楽しみができました!!
それでは、また。