アカン族のキング!?に会いました。 | ガーナで花を咲かせましょう。

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2008年よりガーナです。......■ガーナ時間=日本時間-9時間

小さな土地に小さな家を建て、ガーナ生活をENJOYしています。

アカン族のキング!?に会いました。
 


1年程前に、我が家から西へ探検に行ったことがあります。

その時に、『わら葺き屋根の家』を見て、驚いたことがありました。

 

 


写真を撮ったと思うのですが、探しても見つからなかったのと

 

ちょうど暇なので改めて行ってみました。


田舎の風景は家が散在し、特に目立つ建物等も無いので、ほぼ同じ風景です。

確か、こんな感じの場所だったよなぁ、とキョロキョロ、時には小路を入っては

『わら葺き屋根の家』を探しました。


家の前を掃き掃除してるマダムがいました。

 「おはようございます!元気ですか?」

と、挨拶を交わしながら進みます。


「!」っと、

「アレ!・・・・パイナップル!

あるお宅の庭にパイナップルが実ってます。

 

 

 
ガーナローカルパイナップルの『ファンティ・パイナップル』です。

むか~し、沖縄に仕事で駐在した時に見た記憶があります。

ガーナでは初めてだったので感動しました!
 

 


また、次のジャンクションへ向かっていたら、

 

 

 

あぁ!見えました『わら葺き屋根の家』です!

 

3棟並んでます。

 

 

ちょうど、近くに誰かおられたので、聞いてみました。

挨拶し、まずは、あなたがアカン族の方か聞きました。

彼はアカン族でかつ、ファンティ族だそうです。


いろいろ話していたら、「KING:キング」と言う人が現れました。

そして、最初に話をしてくれた方は「チーフ」だったようです。


本物かどうかはさて置き、首長・リーダー的存在ではあるようです。


で、KINGを交えお話を聞きます。


まず、この村の名前ですが、

『Fetteh Kakraba:ファテ・カクラバ』村です。

 

 

 


村民は100人足らずの小さな村?部落?だそうです。


それから『わら葺き屋根の家』についてです。

英語で「thatched house」と呼び、

彼らの言葉で「サル-:saru」(※不確かです。)と呼ばれます。


この村には4棟現存し、3棟は既に見ましたが、あと1棟は村の中にあるそうで案内してくれました。


4棟の説明・・・・・

 中にある家 :神の宿る家(形は円形)
 外にある家1:小さな神が多数宿る家(形は四角)
 外にある家2:村民が住んでます(形は四角)
 外にある家3:村民が住んでます(形は四角)

残念ながら、家の中を見るのと写真撮影は事前の準備が無いと不可とのことでした。

話を聞いている内に、

「ジュジュ:JUJU」という言葉が出てきました。

この村は「ジュジュ:JUJU」の村だったのです。

「ジュジュ:※JUJU」とはあまり印象が良くない言葉です(魔術、祈祷)。

私もこの言葉が彼らから出てからはあまり長居はしない方がいいなと思いました。


一応、KINGとチーフの名前とTEL番号を書き留めました。

最後に丁重なお礼と僅かなお金を渡しました。


そしたら、「写真撮ってもいいぞ!」ということになり、

記念撮影をさせてもらいました。

 

 


記事に掲載した画像は全てKINGに許可を得て、撮影した画像を見ていただき問題ないことを確認していただきました。

・・・・尚、失礼なことはしてないと思うので「JUJU」は掛けられてないことを案じます


以上



※Jujuまたはju-ju(フランス語:joujou、lit. 'plaything')・・・・・

 西アフリカの魔法の一環として、魔除けや宗教的練習で使用される呪文などの
 オブジェクトを組み込んだ精神的な信念システムです。
 この用語は伝統的な西アフリカの宗教に適用されている。

 「ジュジュ」という用語とそれに関連する慣行は、アフリカの伝統を守ってきた様々な
 マルーン族の中でも特に、アフリカからアフリカ大陸への奴隷貿易を通じた奴隷の流入
 とともに、一部の地域で生き残っている。

 アフリカ魔術”ジュジュ”(魔術、祈祷)