電磁波は体に害があるといってその対策に電磁波を吸収する素材を用いて電磁波問題を解決しようとするアプローチが考えられます。そうした考えにもとづいた電磁波対策グッズが多くみられます。しかしそれは泳げないアヒルが川をわたるために川の水をなくせばいいんだ、と考え川の水を飲むようなものです。

 電磁波の害をエネルギーの立場からいろいろ検証した結果、エネルギーチェックで確認できる電磁波の悪影響は電磁波をクリーンにすれば悪影響を消去することができる、ということです。

 水は生命には必須の物質ですが、有毒物質が混入し汚染されてしまうと有害な水となってしまいます。汚染された水も浄水処理をして汚染物質を除去すれば無害とすることができます。

 空気は生命には必須の物質ですが、有毒物質が混入し汚染されてしまうと有害な空気となってしまいますが、空気清浄器で処理して汚染物質を除去すれば無害となります。

 電磁波も同じことが言えます。電気の中に混入しているネガティブな波動を処理してキレイな電気にすれば害がなくなるのです。本書では電気の中に混入しているネガティブな波動を処理してキレイな電気にし無害化することを以後「浄電」という用語を用いることにします。