皆さんおはようございます
ディズニーランドパリにある、『アベンジャーズ』をはじめとするマーベル・スタジオの映画作品の世界をテーマとしたホテル・ニューヨーク:ジ・アート・オブ・マーベル。
マーベルの要素が加えられたのは2021年のリニューアルオープン後のことで、元々はニューヨークの街をテーマとしたホテルだったので、マーベルのスーパーヒーローに関わるアートの他にも、ニューヨークの街の雰囲気を感じさせる要素がたくさんあることは先日の記事で触れたとおりです。
記事の中で、車寄せに展示されているニューヨーク名物の黄色いタクシーをご紹介しました。
このタクシー、昨年1月に書いた以下のリブログ記事では、ドアに書かれた乗車料金を元にすると1950年代から1960年代初頭という時代設定が考えられるのではないかと推察したところです。
リブログ記事を書いた当時は、ホテルから車で出発する際に遠くから見ることしかできなかったので、視認可能な範囲内にあった乗車料金だけに注目しましたが、既に上げた写真でもお分かりのとおり、直近の滞在時には早朝に車寄せに行くと誰も居なかったので、至近距離でタクシーをじっくりと観察することができました
エンブレムやヘッドライト、フロントグリルの形状から推察するに、1921年から2010年までミシガン州のカラマズー市に本拠を置きタクシーの車両製造を専門的に行っていたチェッカー・モータースが1956年に販売開始した車種のようです。
このことも踏まえると、ホテル・ニューヨークの時代設定は1950年代後半から1960年代初頭へと更に絞り込むことができそうです。