今日も遊びに来てくださってありがとうございます
しばらく前に、ピクサー映画『インサイド・ヘッド』がカリフォルニア州サンフランシスコを舞台とする物語であることに触れ、実際にサンフランシスコの街を歩くと映画に登場する景観を楽しむことができることをご紹介しました。
サンフランシスコを舞台とするディズニー関連の映画作品は『インサイド・ヘッド』だけではありません。
先日ご紹介したウォルト・ディズニー・ファミリーミュージアムへの訪問の帰り道、ちょうど市内中心部へ向かう市バスで他の映画のゆかりの地を通る機会があったので、途中下車して少し寄り道をしてみました。
さて、その映画作品とは『ベイマックス』。
作品の舞台となる街、サンフランソウキョウは架空の街ですが、実際の歴史上1906年に起きた大地震で壊滅的被害を受けたサンフランシスコの街が、日本人移民の知恵と力により復興を遂げた姿という着想をベースに描かれているそうです。
この辺りの制作秘話はThe Art of Big Hero 6という本の中に書かれているので、興味のある方には一読をお勧めします。
さて、市バスを途中下車して立ち寄ったのは、ヴィクトリア朝様式の家屋が建ち並ぶ住宅街。交差点に佇むこの家…何かの面影を感じませんか
この家、『ベイマックス』の主人公ヒロ・ハマダの親代わりであるキャスおばさんの自宅兼カフェ店舗の建物のモデルとなった建物だそうです。
映画の中では日本家屋風のアレンジが描き加えられていますが、シルエットは良く似ていますよね
場所はハイト・ストリート(Haight St.)とマソニック・アベニュー(Masonic Ave.)の交差点。
1960年代から70年代に、既存の価値観に対抗するカウンターカルチャーの拠点になった場所として有名なエリアです。
近くを通ることがあれば、一度立ち寄ってみてください