今日も遊びに来てくださってありがとうございますニコ

 

 

一昨日投稿させていただいた東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルグランドシャトーでの滞在体験のレポート、個々の施設の体験レポートも順次投稿してきたいと思います。

 

 

 

 

今日はホテル到着日に最初に訪れたラ・リベリュールでの朝食の様子をレポートします。

 

 

館内の構造をよく把握しないまま到着したところ、エントランスのキャストさんにグランドシャトー宿泊であることと氏名を伝達すると、そのまま玄関から左手に進んだ先にある自動扉の奥の部屋へ。

 

 

 

 

案内されるままソファに座りましたが、窓際にはコンシェルジェのデスクっぽいスペースが設けられています。

 

 

まだ朝の9:20。チェックインの15:00までは随分時間があるので、チェックインのために案内されたわけではなさそう…

 

 

と思って、ソファの先の空間に目をやると。

 

 

 

 

ラ・リベリュール(La Libellule)の文字が。

 

 

さすがはグランドシャトー宿泊ゲスト専用のレストラン。

 

 

グランドシャトー・ラウンジ(グランドシャトー宿泊ゲスト専用のラウンジ)を通らないと入れない位置にエントランスがあるんですねびっくり

 

 

後で分かったことですが、ファンタジースプリングスホテルはラグジュアリークラスのグランドシャトーとデラックスクラスのファンタジーシャトーを備えていますが、それぞれの宿泊棟は完全に分離されていて、グランドシャトーは客室、レストランともグランドシャトー・ラウンジを通らないと進入できなくなっています。

 

 

「2つの宿泊クラスを備えたホテル」というよりは、「宿泊クラスの異なる2つのホテルが隣接している」と言った方が良さそうな印象です。

 

 

 

さて、ラウンジでしばらく待っていると、9:40のラ・リベリュールでの朝食の予約時間が近付いて来たので、キャストさんにご案内いただき店内へ。

 

 

店内の造りに思わず見とれてしまいましたビックリマーク

 

 

 

 

天井が平たくないびっくり

 

 

アーチが平行に並んだヴォールトの天井はまるでお城の中のようです!!

 

 

壁には美女と野獣のアートが飾られていて、店内に一歩足を踏み入れた瞬間に、ファンタジーの世界に招き入れられたかのような没入感。

 

 

 

 

これまでの東京ディズニーリゾートには無かった雰囲気のレストランですねキラキラ

 

 

 

東京ディズニーシーの新テーマポート、ファンタジースプリングスの景色の良く見える大きな窓のあるホールにテーブルを用意していただきましたほっこり

 

 

 

 

 

店内の装飾がこれまでの東京ディズニーリゾートで見たことの無い様式であることに加え、朝食の内容もこれまでに無いスタイル

 

 

なんとフレーバーウォーター+クロワッサン+前菜+メインディッシュから成るコース仕立てとなっていますびっくり

 

 

 

 

その他の冷菜やパン、フルーツジュース、デザートはブッフェ形式となっていて、食事のボリュームをお好みに合わせて調整できるのは優れた方式だと思います。

 

 

 

まずはハーブやフルーツで風味を付けたフレーバーウォーターで身体の中をスッキリと整え、食事の準備を。

 

 

 

 

 

 

特製のクロワッサンはバターの風味の豊かさも凄かったですが、生地の表面のサクサク感がそれにも増して凄い!!

 

 

 

 

ちぎって食べようにも生地がパラパラと落ちてお皿を綺麗に保つことができないほどあせる

 

 

本格的過ぎて食べるのが難しいクロワッサン爆  笑

 

 

 

前菜は、他のディズニーホテルのレストランであれば、ランチコースやディナーコースに提供されても不思議ではないくらいのクオリティびっくり

 

 

 

 

 

 

 

味もさることながら、ニシンの燻製とポテトサラダの組合せが『アナと雪の女王』の舞台であるノルウェーを始めとする北欧地域を思わせるのが良いですね。

 

 

ちょうど、窓からアレンデール城がよく見えるテーブルに座っていたので、いっそう気分が盛り上がりました。

 

 

 

メインディッシュは以下の4種類からの選択。

 

  • オマール海老と帆立貝のポワレ
  • 牛ほほ肉グリルとラタトゥイユ
  • エッグベネディクト
  • パンケーキ・ベリーソース
 
下の2つは朝食メニューの王道という感じがしますが、上の2つは前菜と同様、ランチやディナーのコース料理で提供されるような本格的な食事メニューです。
 
 
ラ・リベリュールはランチタイムの営業が無い分、朝食の利用時間が正午近くまである(ブッフェコーナーの料理が下がるのが11:30)ので、当日のお腹の空き方や過ごし方、一日の食事プランに合わせてメインディッシュのスタイルを自由に選べるのが優れていると思います。
 
 
この日は一日ホテルでゆっくり過ごすつもりで来たので、本格的な食事を楽しむため、オマール海老と帆立貝のポワレをいただきました。
 

 

 

 
オマール海老の中でも最高級種のオマール・ブルーを使っているそうです。
 
 
フランスやイギリス、アイルランド近海など水温の低い大西洋北東地域に生息するオマール・ブルーは引き締まった身と濃厚な味わいが特色。
 
 
出汁のしっかりと効いた甲殻類のソースと相まって、お皿が提供された瞬間から旨味を感じることのできる香りが立ち上り、言葉で言い表すのが難しいくらいの美味しさでしたキラキラ
 
 
 
ブッフェの提供台にも色々と気になるアペタイザーやパン、デザートがあり、何から食べれば良いのやら、迷うほどです。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
パンを取り分けてきたところで、キャストさんにバターをいただけないかとお願いしたところ、ファンタジースプリングスのロゴの入ったバターを出していただきました。
 

 

 

 
こちらのバター、本場フランス風の発酵バターなんですが、只者ではありません!!
 
 
 
記事の中で、ディズニー家発祥の地であるフランスのイズニ―地方が有名な酪農産地であり、レストランではフレッシュクリームやバター、チーズなどの乳製品はことごとくイズニ―産の物を使用していることを書いています。
 
 
さて、ラ・リベリュールで提供されている発酵バターですが、これが何と、イズニー特産のブリーズ・ドゥ・メール(brise de mer)という発酵バターの製法を再現するため、タカナシ乳業がイズニーの酪農協同組合と提携して開発したバターなのです!!
 
 
つまり、ディズニーランドパリで使われている、ディズニー家ともゆかりのあるフランスバターを東京ディズニーリゾートで味わうことができてしまう!!
 
 
チーズのようなコクとまろやかさのあるバターは、バターだけをそのまま食べることもできるほど深みのある味わい。
 
 
シンプルな田舎パン(パン・ド・ペイザン)に塗って食べるのが一番美味しくてお勧めですニコ
 
 
 
さて、メインディッシュを食べ終わる頃に、キャストさんからお声がけ。
 
 
ファンタジースプリングスホテルのオーナー(という設定)である”ダッチェス”(公爵夫人)の大切な友人がレストランに到着したそうでして、お会いすることができるそうです。
 
 
個室に案内され、ダッチェスのご友人との面会。
 
 
 
 
ミ ッ キ ー ! !
 

 

 

 
 
コスチュームが華やかで素敵ですラブ
 
 
レストランの情報が公表された際、ドレスコードの導入が話題となったラ・リベリュールですが、朝食はドレスコード無し。
 
 
周囲にはTシャツ+半パンぐらいまでカジュアルダウンした姿のゲストも珍しくはない様子でしたが、ジャケットを着用したオシャレなミッキーと記念写真を撮るということもあり、スマートな着こなしの方も多くいらっしゃる感じでした。
 
 
パーク内を歩き回る予定でも無いので、自分もシャツとジャケットを来てミッキーとの面会を楽しんで来ました。
 
 
 
ダッチェスの大切な友人とお会いした後は、デザートタイム。
 
 
ここでのお勧めは、クレームブリュレチョコレートケーキ
 

 

 

 
クレームブリュレは小さなサイズでありながら、表面のキャラメリゼのカリカリの焼き加減と中のクリームのトロトロ感のコントラストが素晴らしい本格派。
 
 
キャラメリゼされた表面はスプーンを押し当てたぐらいでは割ることができず、表面が沈んで縁からトロトロのクリームがあふれ出てくるほどのカリカリ具合です。
 
 
クロワッサンに続き、本格的過ぎて食べることが難しい一品(笑)。
 
 
チョコレートケーキも本格的で、ケーキというよりもテリーヌと言っても良いくらいチョコレートクリームが主体のケーキでした。
 
 
 
もっともっとデザートも食べたかったのですが、実はこの後、12:00営業開始のグランパラディ・ラウンジの事前予約が取れておらず当日利用を狙って11:00過ぎから待ち列に並ぶ予定だったので、朝食を切り上げて退店。
 
 
 
お値段は6,500円と、他のディズニーホテルのレストランの朝食と比べると破格ですが
  • コース仕立てで本格的な料理が提供され、ランチ代わりに午前中の遅い時間まで食事を楽しむこともできること
  • オリジナルコスチュームを着たキャラクターとのグリーティングの機会があること
を踏まえると、プラス3,000円-3,500円ぐらいの価値は十分あると感じました。
 
 
グランドシャトーに宿泊する場合にしかできない体験なので、何度も訪れて飽きるということも無いと思います(そんなに何回も泊まれない笑)
 
 
逆に言うと、滅多に来ないグランドシャトーでの宿泊時にこのラ・リベリュールでの朝食の機会を逃すと、グランドシャトーの体験価値が大きく損なわれるようにも思います。
 
 
客室の予約が取れたからと言って、ラ・リベリュールの予約が必ずしも確保できるわけではない現状ですが、客室とレストランはやはりセットで予約を押さえたいものです。