皆さんおはようございます
今日はカリフォルニアのディズニーランド・リゾートの第2パーク、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの話題を一つ。
このパークの中に、ピクサー・スタジオが制作するアニメーション映画の世界をテーマにしたピクサーピア(Pixar Pier)と呼ばれるエリアがあります。
このエリアに、ニックス・ナックス(Knicks Knacks)という店名のグッズショップがあります。
お店の内装はいかにもピクサー・スタジオの作品世界をテーマとしたエリアのショップらしいイラストで埋め尽くされています。
アニメーション映画の制作スタジオの作業場を模したプロップスも雰囲気があって良いですね
英語で"knick-knack"は、オーナメントなどの小間物を指す言葉なので、お土産屋さんにはピッタリの店名なんですが、なぜピクサーピアのグッズショップがこのように名付けられたのか、見当が付きますか
ヒントはこのお店の目印にもなっているスノードーム。
実はこのお店、ピクサー・スタジオが制作したアニメーション映画に因んで名付けられています。
ピクサー・スタジオの名前を世界中に広めることとなった名作『トイ・ストーリー』が公開されたのは1995年ですが、それに先立つこと6年前の1989年に、同スタジオが制作した短編作品があります。
そのタイトルこそが『ニックナック』(Knick Knack)なんです。
この『ニックナック』の主人公が、お店の目印になっているスノードームの中にいる雪ダルマ。
『ニックナック』は、部屋に飾られた他のオーナメントたちと楽しく遊ぶために、この雪ダルマが何とかしてスノードームから逃げ出そうと奮闘する物語。
5分に満たない短い作品ですが、オモチャが感情を持ち、自らの意志で動き回る世界観は、後の『トイ・ストーリー』にも通じるものがあります。
起承転結も明確で楽しい作品です。ディズニープラスでも公開されているので、ぜひ一度ご覧になってください