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ディズニーランドパリのアトラクションの話題です。
以前、第2パークのウォルト・ディズニー・スタジオに、ピクサー映画『レミーのおいしいレストラン』がテーマのアトラクション、ラタトゥイユ・アドベンチャー(Ratatouille: l'Aventure Totalement Toquée de Rémy)があることをご紹介しました。
ずいぶん昔の記事なので、当時はディズニーランドパリにしかないアトラクションとして紹介していますが、現在は米国フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドのエプコットのフランス館にも同じアトラクションがオープンしています。
さてこのアトラクション、3Dグラスを掛けて立体的な映像を楽しむアトラクションだったので、写真や動画でご紹介するのが難しかったのですが…
先日、しばらくぶりに体験しに行ったところ、キューラインに設置された3Dグラス置き場が撤去されていました。
(…どうしたんだろう…)
と戸惑いながら乗り場に向かうと、3Dグラスを渡されず、そのまま乗車するようです
なんと、いつの間にか3Dグラスを掛けないタイプのアトラクションにリニューアルされていた模様
こちらが3Dグラスを掛けて楽しんでいた頃のアトラクションのシーンの一部。映像が二重になってグラスを掛けずに見るとボンヤリしています。
さて、3Dグラスが廃止されたレミーのアトラクションですが、乗車前の驚きとは裏腹に、意外なほど違和感無く体験できました。
今回の3Dグラス廃止は3月から試験的に実施され、ゲストの反応を見極めた上で4月26日に措置されたもののようです…全くフォローしてなかったな
廃止の理由は、多くのゲストが3Dグラスの使用を好んでいなかったことにあるようです。没入感を高める視覚効果よりも、揺れの大きなアトラクションの場合は乗り物酔いを引き起こす悪影響の方が問題視される傾向にある模様。
各地のディズニーパークでは、ソアリンのように立体的な映像を体験するアトラクションでも3Dグラスを使わない物が登場する一方、スターツアーズやトイ・ストーリー・マニア!、スパイダーマンのウェブスリンガーのように、3Dグラスを着用して楽しむアトラクションもまだまだたくさんあります。
最新鋭のアトラクションでは、東京ディズニーシーにオープンするファンタジースプリングスのピーターパンのネバーランド・アドベンチャーも3Dグラス着用型のアトラクションですね。
3Dグラス着用型として開発されたアトラクションが脱3Dグラス化するというのは珍しいパターンですが、今後、他のアトラクションでもこういうことは起こり得るのか、大変興味があります。