今日も遊びに来てくださってありがとうございます
カリフォルニアのディズニーランドで昨年11月10日にリニューアルオープンしたアドベンチャーランド・ツリーハウス、今回初めて体験することができました。
リブログ記事でご紹介したとおり、2021年9月に閉鎖したターザンのツリーハウスを2年以上の歳月をかけて全面リニューアルしたアトラクションです。
改装中には、アトラクションのテーマが2021年公開のディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』になるのではないか等の噂も立っていましたが、リブログ記事では2022年11月にコンセプトアートが発表され、オリジナルのツリーハウスのテーマであった『スイスファミリーロビンソン』(1960年)が再びアトラクションのテーマとなることをご紹介しました。
コンセプトアートには、東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーにあるフォートレス・エクスプロレーションズを活動拠点とするS.E.A.(Society of Explorers and Adventurers = 探検家と冒険家の学会)のロゴが描かれており、日本でも話題となったようです。
そんなわけで、実物を見るのを大変楽しみにしていました
実際にアトラクションを訪れてまず目に付いたのはアトラクションの名称。
"Adventureland Treehouse inspired by Walt Disney's Swiss Family Robinson"となっていて、あくまで『スイスファミリーロビンソン』から「着想を得た」(inspired by)のであって、映画そのものがテーマとなっているわけではないことが示唆されます。
この点は、「スイスファミリーの」ツリーハウスである東京ディズニーランドやディズニーランドパリにあるツリーハウスとは異なりますね。
(TDLとDLPのツリーハウスについては以下の過去記事も合わせてお読みいただけると嬉しいです)
さて、ツリーハウスに入ってみると、やはりアトラクションのバックストーリーにもオリジナリティが感じられます。
映画『スイスファミリーロビンソン』ではお父さんとお母さんに2人の息子という構成の家族が主人公でしたが、このアドベンチャーランド・ツリーハウスのファミリーはお父さん、お母さん、ティーンエイジャーの娘、小さな息子という構成。
お父さんは絵画。
お母さんは音楽。
女の子は天体観測。
男の子は自然観察や動物の研究。
と、自然、科学、文化にわたる趣味・関心を持っていて、それぞれの部屋にその特徴が表れているのを見て取ることができます。
ジェーン(Jane)と名付けられたダチョウが小屋から顔を覗かせたり、お母さんの部屋の自動オルガンが動く様子を見ることができたり。
オリジナルのツリーハウスには無かったアニマトロニクスや機械の動きによって、まるでツリーハウスに実際に人が住んでいるかのような雰囲気が出ているのが楽しい
そして、コンセプトアートに描かれたS.E.A.のロゴもしっかりと確認できました
この家族の誰かがS.E.A.の会員であることは間違い無さそうですが、果たしてどんなバックストーリーがあるのか気がかりです
久々に上ったカリフォルニア・ディズニーランドのツリーハウス、パークの眺めもバッチリでした
待ち時間はほとんど無いアトラクションですし、自分のペースで見て回ることができるので、ちょっと時間が空いたタイミングで足を運ぶことをお勧めします