皆さんおはようございます
唐突ですが、東京ディズニーランドのトゥモローランドにあるスペース・マウンテンのクローズまであと5か月余り。
連日、スペース・マウンテンの待ち時間が長くなっているようですね
東京ディズニーリゾート40周年を記念して始まった無料のアトラクション優先搭乗サービス、プライオリティパスも最近はスペース・マウンテンが発券終了となるのが早いようです。
ご存じの方も多いと思いますが、TDLのスペース・マウンテンがクローズするのは、アトラクションの抜本的なリニューアルを行うためです。
人気のアトラクションにどんなリニューアルが施されるか、大変気になりますよね。
ここからは勝手気ままな個人の要望ですが、他の国のスペース・マウンテンにもあるような、スピーカーを搭載したコースターになると嬉しいなと期待しています
スピーカー搭載型のスペース・マウンテンのすごさは、BGMが流れてくることだけではありません。
コースターの急加速や急降下、急旋回、急停止に合わせて効果音も鳴り、非常に臨場感のあるライドを楽しむことができることも魅力の一つです。
過去記事でご紹介した、ディズニーランドパリのディスカバリーランドにあるハイパースペース・マウンテンはスピーカーを搭載したローラーコースター型のアトラクションの代表格です。
ところで、スピーカーを搭載したローラーコースターと言えば、例えば日本でもユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリウッド・ドリーム・ザ・ライドなど、ディズニーパーク以外にもたくさんあります。
世界最初のスピーカー搭載ローラーコースターはどれなんでしょう
と思い、ディズニーランドパリのグッズショップで販売している、ハイパースペース・マウンテンの公式解説本を紐解くと…
ありました
スピーカーの搭載についての解説があります。
これによると、世界初のスピーカー搭載ローラーコースターは…何と同じディズニーランドパリに誕生したようです
それは、このアトラクション。
ケイシー・ジュニアのサーカストレイン
このブログの過去記事でもご紹介しましたが、ディズニー映画『ダンボ』に登場するサーカストレインをテーマとしたアトラクションです。
このアトラクション、巻上げ時の位置エネルギーを運動エネルギーに転換してレールの上を滑走するのではなく、モーターで自走する物なので、これを「ローラーコースター」と呼んで良いのかどうか、少し疑問は残りますが、確かに車両にスピーカーが搭載されていて、乗車中はケイシー・ジュニアの声やテーマ曲が聴こえて来ます。
DLPの解説本によると、ハイパースペース・マウンテンのサウンド・システムは、このケイシー・ジュニアのサーカストレインに搭載されたシステムを改良・発展させて完成したものだそうです。
乗車ごとにスピードや挙動のタイミングが少しずつ異なるアトラクションに、急上昇、急降下、急旋回、急停止のタイミングに合わせて効果音を入れたり、同じ尺の長さのBGMを合わせるためには、コンピュータによる緻密な制御が必要なようです。
それにしても、テーマが全く異なる2つのアトラクションに、意外な共通点があったんですね