今日も遊びに来てくださってありがとうございます
東京ディズニーシーのミステリアスアイランドには、19世紀フランスのSF作家、ジュール・ヴェルヌの小説『海底2万マイル』に登場するネモ船長の潜水艇、ノーチラス号が停泊しています。
3年以上前の記事ですが、ヴェルヌのお膝元のフランスにあるディズニーランドパリのディスカバリーランドにも、ノーチラス号が停泊しており、ウォークスルーのアトラクションになっていることを以下のリブログ記事で紹介しました。
2つのディズニーパークに共通のモニュメントを配置することで、海を通じて2つのパークが繋がっていることを感じることができる、粋な演出と言えましょう。
さてこのノーチラス号、パークで見ると結構大きく感じるのですが、ディズニーランドパリのディスカバリーランドにそのスペックが掲示されています。
これによると、全長が70メートルあるとのこと。
いくら見た目に大きく感じるノーチラス号とは言え、さすがに70メートルは無いだろうな…と思っていたのですが、Google Earthに測量機能が付いているので、Google EarthでDLPのディスカバリーランドとTDSのミステリアスアイランドを検索し、ノーチラス号がどの程度の大きさなのかを探ってみることにしましょう
まずはDLPのディスカバリーランドのノーチラス号。
実際にパークに行くと、水に沈んでいる部分があるので正確に測定するのは難しいのですが、だいたい35メートル余りと言って良さそうです。
全長70メートルという設定のノーチラス号ですが、パークにある物の実寸はその半分程度であることが分かります。
続いて、TDSのミステリアスアイランドにあるノーチラス号。
こちらも水に沈んでいる部分を考慮するとある程度幅を持って見る必要がありますが、やはり全長は35メートル余りと、DLPにある物と同程度の大きさのようです。
…というわけで、パークにあるノーチラス号の実寸は、設定の半分程度の大きさであることが分かりました。
設定からはかなり異なる大きさではあるものの、パリと東京の2つのパークで実寸が同程度になっているのも興味深い点ですね。
両者の実寸が大きく違うと、両方を見たゲストが「本物」のノーチラス号の大きさについて疑念を抱くことになりかねませんが、その心配は無さそうです。
なお、DLPのノーチラス号は、ウォークスルーのアトラクションの内部を紹介した動画を過去にご紹介しています。
このウォークスルーのアトラクションは今夏リニューアルされ、内部の照明効果や潜水艇の窓に映る景色などに大幅な変更が加えられたようです。
次回訪れた際に比較をしてみたいと思います