いつもお読みいただきありがとうございますニコ

 

 

先日、10月16日のウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念して、自宅の部屋に100周年記念グッズを飾ったことをご報告しました。

 

 

 

 

せっかく記念すべき100周年が始まったので、折に触れてディズニー社の歴史についても触れて行ければ良いなと思いますニコ

 

 

さて、今でこそ世界を代表する大企業となったウォルト・ディズニー・カンパニーですが、リブログ記事でも述べたように、100年前の10月16日に創立された際は、ウォルト・ディズニーとお兄さんのロイ・ディズニーの兄弟が叔父の家のガレージに開いた小さなスタジオでした。

 

 

当然ながら、家族経営の小さなカートゥーン・スタジオの設立がマスコミの注目を浴びるはずもなく、当時の新聞を見渡してもウォルト・ディズニー・カンパニーの始まりを確認することはできません。

 

 

…ウォルト・ディズニー・カンパニーは一体どのようにして始まったのかはてなマーク

 

 

そのヒントは、ウォルト・ディズニー・カンパニーが制作した記念すべき第1作『アリス・コメディ』('Alice Comedies')にあります。

 

 

 

 

先日、全米公共ラジオ(National Public Radio)がディズニー社100周年を記念して、まさにこの点に関する記事を書いているのを見かけました。

 

 

 

 

 

この『アリス・コメディ』は実写とアニメーションを組み合わせた短編映画のシリーズですが、この作品のプロデュースと配給を引き受けたのが、マーガレット・ウィンクラー(Margaret Winkler, 1895-1990)が率いるM.J. ウィンクラー・プロダクション(M.J. Winkler Production)です。

 

 

 

そして、マーガレット・ウィンクラーがウォルト・ディズニーと『アリス・コメディ』のプロデュース・配給契約に合意した日付が1923年10月16日

 

 

ウォルト・ディズニー・カンパニーの設立年月日とされる1923年10月16日です!!

 

 

(画像は上記NPRの記事より引用)

 

 

順序としては、この『アリス・コメディ』のプロデュース・配給契約が結ばれた後に、ウォルトとロイの兄弟は映画制作のためにディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオを設立したそうで、ウォルト・ディズニーは、このマーガレット・ウィンクラーとの契約書こそが、ウォルト・ディズニー・カンパニーの設立根拠文書であるとしていたそうです。

 

 

これが1923年10月16日がウォルト・ディズニー・カンパニーの創立記念日とされる由縁。

 

 

この辺りの話は、サンフランシスコにあるウォルト・ディズニー・ファミリーミュージアムのブログにも書かれてありますので、興味のある方は是非ご覧ください。