皆さんおはようございますニコ

 

 

V-RESASの人流データを活用した東京ディズニーリゾートの入園者数分析です。

 

 

ゴールデンウィークの連休中ということもあり、V-RESASの更新が止まっていたようですが、最新の4月第4週(4月24日~4月30日)までのデータが出揃いました。

 

 

Harry自身もゴールデンウィークに旅行に出かけていたので、4月第3週(4月17日~4月23日)のデータも合わせて振り返り、4月の人出の状況の総括をしたいと思います。

 

 

4月前半の状況を振り返ると、コロナ前の2019年の同じ週と比較した人出の回復率は、4月第1週は▲25.0%、4月第2週は▲20.3%と推移していました。

 

 

 

 

4月後半の注目点は言うまでもなく、4月第2週に開幕した東京ディズニーリゾート40周年スペシャルイベント、"ドリームゴーラウンド"が東京ディズニーランド及び東京ディズニーシーの両パークの入園者数にどのような影響を及ぼしたかはてなマークという点です。

 

 

いつものように、モバイル端末の情報を基に推定したJR京葉線舞浜駅周辺の週ごとの滞在人口のうち、東京ディズニーリゾートへのゲストの大部分を占めると考えられる、千葉県外からの滞在人口について、コロナ禍が発生する以前の2019年の同じ週と比較した数字を参照します。
 

また、これまでは新型コロナウイルス感染症の1週間の感染者数の平均値も合わせてグラフに表示してきましたが、5月8日をもって新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同等の5類となり、テーマパーク・遊園地運営ガイドラインも廃止されたことから、今後は感染症の状況がパークの入園者数の制約要因となる可能性がかなり低くなったので、感染者数の動向についてはグラフから割愛します。

 

 

 

 

最新のデータによると、舞浜駅周辺の滞在人口は、コロナ禍が始まる以前の2019年の同じ週と比較して4月第3週(4月17日~4月23日)が▲23.6%の減少4月第4週(4月24日~4月30日)が▲22.2%の減少となりました。

 

 

4月の後半も、コロナ前の8割近い人出の回復率が維持されていたようです。

 

 

月間平均値を計算すると、2019年4月と比較して▲22.8%となりますから、上旬の結果と合わせ、4月の入園者数はコロナ前と比較して8割近い水準で安定的に推移していたと考えて良いかと思います。

 

 

来週にはゴールデンウィークの状況が判明すると思いますので、また記事を改めて分析してみたいと思いますウインク