皆さんおはようございますニコ

 


V-RESASの人流データを活用した東京ディズニーリゾートの入園者数分析は今回から2023年度。

 

 

本日は4月第1週(4月3日~4月9日)の状況を振り返ります。

 

前週3月第5週はコロナ前の2019年の同じ週の水準に肉迫するまで人出が回復し、2022年度を通じてみても、コロナ前比70.9%を記録しました。

 

 

東京ディズニーリゾートの運営を手掛ける株式会社オリエンタルランドの業績予想の想定はコロナ前比62.5%程度、年間入園者数2,000万人となっており、これを上回る人出を記録した可能性があります。

 

 

オリエンタルランドの2024年度までの中期経営計画では、2024年度にコロナ前比8割程度の年間2,600万人の入園者数が計画されています。

 

 

2022年度を通算してコロナ前比7割程度の人出を確保した東京ディズニーリゾートが2024年度にコロナ前比8割程度の入園者数を実現する上では、中間年度となる2023年度にコロナ前比7割を上回る人出の回復を維持し続けられるかどうかが鍵となりそうです。

 

 

それでは早速、2023年度のスタートとなった4月第1週の状況を見てみましょう。

 

 

いつものように、モバイル端末の情報を基に推定したJR京葉線舞浜駅周辺の週ごとの滞在人口のうち、東京ディズニーリゾートへのゲストの大部分を占めると考えられる、千葉県外からの滞在人口について、コロナ禍が発生する以前の2019年の同じ週と比較した数字を参照します。
 

また、前週までと同様に新型コロナウイルス感染症の1週間の感染者数の平均値も合わせてグラフに表示します。

 

 

 

 

最新のデータによると、4月第1週(4月3日~4月9日)の舞浜駅周辺の滞在人口は、コロナ禍が始まる以前の2019年の同じ週と比較して▲25.0%の減少となりました。


前週の▲6.2%からはかなり低下してしまいましたが、2022年度の平均値であるコロナ前比7割を上回る人出の回復は、幸先の良いスタートと言えるのではないでしょうかはてなマーク

 

 

皆さんご存じのように、先週土曜日の4月15日に開業40周年を迎えた東京ディズニーリゾートでは、早くも4月10日以降、40周年の節目で新たに始まる東京ディズニーランドのパレード"ハーモニー・イン・カラー"や、東京ディズニーシーのハーバーショー"レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー"の準備公演(スニーク)が行われました。

 

 

次回はその4月10日から始まる4月第2週のデータを確認する予定です。

 

 

東京ディズニーリゾート40周年のイベントが集客という面でどのようなインパクトを残すのか、今後の動向に要注目です!!