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東京ディズニーランドアドベンチャーランドを歩いていると、トーテムポールが目に留まります。

 

 

 

 

 

これは、北米大陸の太平洋側に暮らしていた先住民の文化ですね。

 

 

アメリカの西部を行くウエスタンリバー鉄道でも、駅を出発して間もなく現れるジャングルの中にトーテムポールを見ることができます。

 

 

 

 

このトーテムポールの「トーテム」(totem)は、先住民のアルゴンキン族の言葉で「親族の集団」を意味する"odoodem [oˈtuːtɛm]"が語源となっているようです。

 

 

しかし、アルゴンキン族は東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにある「アルゴンキン毛織物」という会社を紹介する記事に登場しましたが、北米大陸の東海岸から中部の先住民です。

 

 

 

 

なので、太平洋側の先住民がトーテムポールのことをアルゴンキン族と同じ言葉で呼んでいたのかどうかは定かではありません。

 

 

どうも彼ら自身は、単に「柱」と呼ぶことが一般的だったようです。

 

 

さてこの「親族の集団」を意味するトーテムポール、現代ではあまり適切ではない言い方ですが、親族の中には偉い人もそうでない人も居るということを踏まえてなのか、アメリカ英語に"at the top of the totem pole"や"at the bottom of the totem pole"という表現があります。

 

 

これはそれぞれ、組織の中で「重要な人」、「重要ではない人」を指す表現です。

 

 

これは、トーテムポールの下から上へと人が縦に何人も重なっているが多く見られるからだと思いますが、東京ディズニーランドのものは、一人ひとりが横に並んでいるので、この写真からだと"at the top of the totem pole"や"at the bottom of the totem pole"のニュアンスは分かりにくいですね。

 

 

大人も子供も、上下なくみんな平等な姿を表しているのでしょうか!?