皆さんこんにちは
東京ディズニーシーに2019年7月23日にオープンした大人気アトラクションと言えば、「ソアリン:ファンタスティック・フライト」ですね
あの独特な浮遊感と臨場感溢れる映像に圧倒された方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか
ところで、東京ディズニーシーでは「最新鋭のアトラクション」ですが、ご本家カリフォルニアのディズニーランド・リゾートにソアリンが登場したのは、東京ディズニーシーの開園よりも半年以上も前の2001年2月8日。
ディズニーの世界が生まれた場所、カリフォルニアをテーマとする第2パーク、ディズニー・カリフォルニアアドベンチャー(Disney California Adventure Park)にオープンしたアトラクションらしく、当初は世界各地ではなく、カリフォルニアの空を巡るアトラクションだったんです。
当時のアトラクションの名前は「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」(Soarin' Over California)でした。
この「オーバー・カリフォルニア」は2016年7月に終了し、東京ディズニーシーのソアリンと同じように、世界各地の空を巡るアトラクション「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」にリニューアルされます(写真は公式HPより引用)。
ちなみに「アラウンド・ザ・ワールド」のコースはほぼ東京ディズニーシーと同じなんですが、ラスト前の東京タワーのシーンはパリのエッフェル塔、ラストはカリフォルニアのディズニーランドに帰ってきます。
東京ディズニーシーでも、舞浜に居ながらにして世界を旅する気分が味わえる感動は、何物にも代えがたい素晴らしさがあるのですが、他方でパークのテーマに即したアトラクションという意味では、「オーバー・カリフォルニア」は完璧なアトラクションだったと思います。
現地でもオリジナル版を惜しむ声は根強かったりするのですが、そんな声に応えてのことなのか、3月4日からディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーで開催される、「フード・アンド・ワイン・フェスティバル」(Food & Wine Festival)のイベントに合わせて、「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」が復刻オープンされるようです
日本人にはあまり馴染みが無い場所も多いかも知れませんが、カリフォルニアは自然も豊かで風光明媚な場所が数多くあるので、ソアリンでその光景を目にすると、東京ディズニーシー版とはまた違った新鮮な感動を味わうことができると思います
気になる「オーバー・カリフォルニア」の飛行ルートですが、まずはサンフランシスコのランドマーク、ゴールデンゲートブリッジから。
(以下、各地の画像はunsplash, pexels, publicdomainpictures.net等のパブリックドメイン画像の検索サイトより引用)
そしてハンボルト(Humboldt County)にある、レッドウッド・クリーク(Redwood Creek)を経て、北カリフォルニアを代表するワイン産地、ナパ・ヴァレー(Napa Valley)へ。
そしてライドは一旦海へ。モントレー湾(Monterey Bay)の上空まで向かいますが、この後また内陸の山々に向かい、タホ湖(Lake Tahoe)やヨセミテ国立公園の滝(Yosemite Falls)が眼前に広がります。
続いてライドはカリフォルニア南部へ。
ラ・キンタ(La Quinta)にある全米プロゴルフ協会(Professional Golfers' Association of America, PGA)のゴルフコースを訪れた後、ベンチュラ(Ventura County)のオレンジ畑の上空を飛行します。
その後、景色は一変し、アンザ・ボレゴ砂漠(Anza-Borrego Desert)の州立公園へ。
更にライドはカリフォルニア州最南端のメキシコとの国境の街サンディエゴにある海軍基地の上空を飛行します。
そしていよいよカリフォルニアの空の旅は締めくくりへ。
ロサンゼルス西部のマリブ・ビーチ(Malibu Beach)を経由してロサンゼルスのダウンタウン上空を飛行し、アナハイムにあるディズニーランドリゾートへと帰って来る、というコースになっています。
いつまでやるかは発表されていないようですが、フード・アンド・ワイン・フェスティバルが4月26日までなので、おそらくその期間中の限定復活になるのではないかと思われます。
実のところ、フード・アンド・ワイン・フェスティバル期間中のソアリン・オーバー・カリフォルニアの限定復活は今回が初めての試みではなく、2020年にも実施されていたのですが、残念ながらコロナ禍による臨時休園で早々に打ち切りとなってしまいました。
しかし、今回またフード・アンド・ワイン・フェスティバルの到来と共に限定復活となるので、来年以降も定着する可能性もあるんじゃないかと期待しています
今はまだ日本からの渡航は難しいですが、今後も定着するようであれば、毎年春にカリフォルニアに行けば、ソアリン・オーバー・カルフォルニアが楽しめるようになっているかも知れませんね